戸越銀座駅舎
洗足池の現場から事務所に戻る時は池上線に乗る。五反田と蒲田を結ぶのどかな路線で同じ東急電鉄でも東横線とはかなり趣が違う。駅舎も古いものが多く柱に木が使われている駅もある。通勤電車というより暮らしの一部という感じでどこか楽しい雰囲気だ。その中の戸越銀座駅は最近新しくなったばかりで屋根を構成する木の架構の柔らかさに目をひかれる。ネットで調べてみたら東大の稲山研究室が基本設計で地元商店街と東急電鉄とタッグを組んで創り上げた駅空間のようだ。こういう地に足が着いた公共建築が増えていくのはいいことだ。
2017/04/10(Mon) 09:02:33 | doglog