詩仙堂

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冬の京の旅。以前にちらっと書いた思い出深い詩仙堂へ。当時名前すら知らなかったのを何年か後に確認に出かけて以降は、恋する乙女の残像が強過ぎて、遠ざかっていた。忍び寄りつつある夕暮れのおかげかやはり寂しさが漂っていた。外国人には人気がないのか時刻のせいかすいていたからかもしれない。「凹凸窠」という名前のとおり高低差の多い庭も味わい深い。静けさの中の鹿威しの音が大きかった。「僧都」「添水」という呼び名があることは初めて知った。障子の開いた残月軒に佇む老猫の写真が一番雰囲気を表しているかな。
2017/01/13(Fri) 09:18:30 | doglog
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kinoshita
木下道郎 ・ 建築家
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