大倉山精神文化研究所

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スタジオ・アルテックの「大倉山シニアハウス+」の内覧会に大倉山まで出かけたついでに近くの建築を観察。SANAA「大倉山の集合住宅」(2008)と宮脇檀「グランドメゾン大倉山」(1996)が駅近の雑然とした街裏に潜んでいる。後者は2棟の間にある中庭空間が主題だと思われるのだが入り口はしっかりロックされていて雰囲気を感じ取ることすらできない。それに対して前者は道レベルにある建築の余白がすべて道に開かれている。時代は変わっていくのだろうかなどと思いながら急な坂を上って長野宇平治「大倉山記念館」(1932)に辿り着いてびっくり。私のテイストとはまったく異なる建築なのだが看過できない存在感がある。前身の「大倉山精神文化研究所」という怪しい名称がぴったり。街にでてみるといろいろ面白いなあ。fbにもっと写真をアップします。
2016/11/25(Fri) 09:22:49 | doglog
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kinoshita
木下道郎 ・ 建築家
詳しくはworkshop-kino.com

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