村野藤吾
博多建築の旅。八幡の駅近くに並ぶ村野藤吾作品3点のうち2つが取り壊しの運命にあると聞いて足を運びました。その一つ八幡市民会館は1958年の作品。この頃はファサードの意匠はまだ抑制されていて、端正なランドスケープを提供していますが、壁にむくりがあるなど手はこんでいます。鍵盤を模したという窓、階段の手摺など内部の意匠にも見どころたくさん。景気がいいわけじゃないのだし、もっと大切に使い続けてもいいのではないかと思いました。
2015/10/20(Tue) 09:40:57 | doglog