Johann Sebastian Bach

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瀬川裕美子さんのピアノリサイタルを聴きに東京文化会館小ホールへ。今回のプログラムはほとんどバッハ。クラシック門外漢の食わず嫌いかもしれないけれど、実はバッハは苦手。「統合と分岐のはざまで」と題された22ページもあるプログラムノートに書かれた解説で、ゴルトベルグ変奏曲は個性的な曲と技巧的な曲とカノンの「3曲ごとのまとまり」10組で構成されていて、しかも10曲のカノンは同音から9度まで順番に並んでいることを初めて知りました。理解の範疇を遥かに超えた美しいまでに完璧な形式性。まったく手に負えません。ゆとりが少ないように感じられるピアノの熱演より、難解に編曲されたLet It Beはじめヴァイオリンが加わったプログラムの方が音楽として楽しめました。兎にも角にも音楽への激しい情熱に拍手。次も楽しみです。40余年来の友人とのその後のワインも楽しかった。
Johann Sebastian Bach,1685 – 1750。
2015/06/05(Fri) 09:34:39 | doglog

Re:Johann Sebastian Bach

瀬川さん、コメントありがとう。
バッハが難し過ぎるだけです。刺激的な演奏会でした。
写真いいでしょ。素晴らしい建築ですね。青い扉の下にあるのは猫扉だったりして(笑)。
[doglog](2015/06/05(Fri) 17:02:57)

Re:Johann Sebastian Bach

木下さま、ありがとうございました!
ピアノオンリーのゴルトベルク変奏曲は辛かったですか?(^^)
色々反省点諸々ではありますが、正直な28才時点のバッハ演奏でございました。ゴルトベルクの形式美に興味を弾かれる建築家は多いようですね。本当にバッハの脳内は素晴らしいです…。私自身も益々、バッハに興味津々です!!
guest(2015/06/05(Fri) 15:31:21)
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木下道郎 ・ 建築家
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