Lunuganga 2
スリランカの旅25。ジェフリー・バワの建築。陽射しの強い熱帯だからということもあるのでしょうか、Lunugangaの建物の内部空間は概ね暗めです。夜の灯りも控えめでいい雰囲気なのですが、食卓に限ってはもう少し明るい方が食事がよりおいしくなるように感じました。主屋は窓も扉も昼間は開放されていて、南北に風が抜け暑さは気になりません。私たちの国の住空間とは違う靴のままの暮らしで大地と床のレベル差が少ないつくりですから外部と内部は滑らかに連続しています。激しいスコールで慌てて食卓を移動したこともありました。高気密とかで外気から遮断した暮らしより、こういった抜けのいい空間が好きです。蚊に悩まされるのは日本と同じですが、網戸という発想はなく、いたる所に蚊取り線香やマットがありました。ベッドには蚊帳状のものがありましたが、バワは嫌がっていたそうです。
2012/10/06(Sat) 07:21:00 | doglog