[binario]

長崎のヴィッラ。内部を見ていただいてきましたが、ここで全景を見ていただきましょう。ひとつの家が4戸のユニットで構成されています。
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ユニットを繋いでいるのが[binario](ビナリオ)と呼んでいる空間がこの建築の要です。地面から80cmの高さのコンクリートの台上の木のフレームにファイバー・グレージングの建具がセットされています。
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3戸のユニットはこの[binario]に接続されていて、たとえて言えば「縁側」のような関係で、外部空間と繋がっています。正面に見えているのがユニットC。バスルームとゲストルームが中にあります。
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[binario]の内側です。半透過のスクリーンで囲われた領域は、屋外ではありますが、部屋のようでもあります。スクリーンのいくつかを開放して外部空間と一体化することも可能です。
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[binario]は光の当たり方により表情を変化させます。灯りがともるころになると[binario]自体が大きな灯りのようになります。
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2012/08/08(Wed) 07:11:57 | doglog
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kinoshita
木下道郎 ・ 建築家
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