きびな鍋

長崎。「武蔵」はすっかり馴染みになってしまって、そろそろ腰を上げようとする頃に、まあこれでもと思わぬものが出てくることが多くなっています。これは漁師が舟の上でつまんだという「きびな鍋」。白菜だけが入った熱々の昆布出汁にきびな(キビナゴのことです)を放り込み、頭をつまんで柚子でも橙でもない長崎特有の柑橘類を絞った醤油をちょいとつけ、歯で身をこそぎ食べます。すっと身が骨から剥がれる頃合いが食べ頃。すぐに慣れましたが、ちょっとコツがいります。おいしくて焼酎がひととき止まりました。
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2012/02/18(Sat) 08:34:00 | doglog
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kinoshita
木下道郎 ・ 建築家
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