イサム・ノグチ庭園美術館

瀬戸内建築の旅¶島に渡る前にイサム・ノグチ庭園美術館へ。薄暗い蔵の大きな開口を通して網膜に伝わる瀬戸内の眩しい陽光が印象的。ノグチのかつての住いの大窓が切り取る石垣と緑。こんな感じは「長崎のヴィッラ」にあるのだろうか。気持ちが揺らぐ。もっとゆっくり場を味わいたかった。21年前にここを訪れたのはワークショップとして高松の仕事をしていた頃。ノグチの協力者和泉正敏さんに見せていただいたアトリエの斬新さをよく覚えています。その時つくっていた高松市内丸亀町の建築は再開発プロジェクトでつい最近姿を消してしまいました。懐かしいなあ。昔話ついでに、1982年12月28日、ブルックリンでノグチに会ったのも想い出。「いい靴はいてるね」と言われました。紹介してくれたOさん、あの時はことの重さを認識していませんでした、ありがとう。ノグチが石なら木はナカシマというわけか次は近くのジョージナカシマ記念館へ。ここは家具の製作所でもあり、ロシアに輸出されるという豪華な家具の撮影現場も遠くに見えました。
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2011/07/05(Tue) 06:26:57 | doglog
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kinoshita
木下道郎 ・ 建築家
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