無責任停電

3月15日の斎藤輝彦さんのコントラバス・リサイタルが会場の都合により中止になりました。斎藤さん、ボチーニさん、吉岡さんは「このような状況こそ音楽が必要と」いう心意気だったのですが、残念。こんな時だから停電も止むなしと思いますが、無責任に停電の噂をまき散らして人々に不安を与え、交通を混乱させ、経済活動の足を引っ張るのは、あまりにも反社会的な行為だと思います。一丸となって危機を乗り越えようという時に肝心の経済活動を控えろというのは道理が通りません。被災者が避難している施設が無責任停電が実行されることになった僅かの地域の中に含まれていた事実にも唖然。信じられません。計画が杜撰で無責任なことに情けなくなります。どのグループに属しているかを知るための資料の出来の悪さは惨憺たるものです。こんな間抜けなものしかできないのは「それどころではない」事態だからなのかな、などとつい余計なことを思ってしまいます。こんな組織だけにこんなに大事なことをまかせておくのではなく政府が総合的に指揮すべき事態なのでは。電気の供給のしくみについては門外漢ですからよくわかりませんが、ピーク時の最大使用量を抑えればいいのであれば、サマータイムとか時差出勤とかで集中を避けるやり方のほうがよほど合理的なような気がします。しまった。こんなつまらない文章には合わせる写真がない!で、ガラス取り換え作業のため中庭に閉めだされた動物たちが右往左往するの図。
110315.jpg
2011/03/15(Tue) 08:33:41 | doglog
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kinoshita
木下道郎 ・ 建築家
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