ウルルンドの幻

少し前の日曜日の日経文化面に辻原登の「韃靼の馬」回想記が載っていました。書き進める時、頭の中にある登場人物の容貌は具体的でないかわりに、頭の外にある風景や場所はできるだけ現実的に把握するのだそうです。実地調査で鬱稜島(ウルルンド)を訪れた時のことがいきいきと記されています。そういう姿勢が地理好き旅好きの私の気持ちに響くのかなあ。一年半のあいだ毎朝、対馬、瀬戸内、朝鮮、韃靼、鬱稜島と旅を楽しみました。対馬にはそのうちに行ってみたいなあ。ツシマヤマネコもいるし。写真は我が家のイエネコ。
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2011/03/02(Wed) 06:45:46 | doglog
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kinoshita
木下道郎 ・ 建築家
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