インドの旅から・サラバイ邸

デリーの南南西750kmにあるアーメダバードはイスラム文化圏の都市です。ホテルの冷蔵庫にすらビールはありません。酒類は外国人専用のちょっと怪しい販売所で面倒な書類を提出して入手することになります。ここに近代建築の名作がたくさん。
まずは、ル・コルビジェのサラバイ邸。アーメダバード市街、塀で囲まれた、孔雀もいる大きな森の中に、外と内が継ぎ目なく繋がったおおらかな家。外の明るさと見事なコントラストをなす内部のほの暗さ。気候風土にしっくりと馴染んでいるのがさすがだと思いました。素人写真ではなかなか写し取ることができない空気のようなものがあります。

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アプローチから中に入ったところの見返し。

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この写真では内部は実際よりも暗く写っています。

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生活も内外の区別が曖昧なようです。屋外のデイベッド。気持ちいいでしょうね。

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ダイニング。外も内も結局は繋がってしまいます。

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見送ってくれたガネーシャ。インドでは、いたるところに置かれています。
2008/02/29(Fri) 07:59:55 | doglog
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kinoshita
木下道郎 ・ 建築家
詳しくはworkshop-kino.com

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