蠛蠓
また虫々熟語。読めませんよね。「まくなぎ」、なんとも言えない語呂あいの言葉。「うたの動物記」が初見でしたが、夏の季語で、ヌカカなどと呼ばれるような小さな蚊のことなのだそうです。蠓、蠛あるいは蠛蠓と漢字で表すと確かに虫ですが、目の前に確かにいるのだけれども捉えようのない存在ということなのでしょう。日本語は面白いなあ。寒かった曇り空に陽がさして気持ちのいい秋の午後になりました。風に揺れる儚げな葉影。「まくなぎ」とは違うけど。
2010/09/26(Sun) 07:26:29 | [doghouse]