コントラバスの夜
一転、三鷹。三鷹芸術文化センターで斎藤輝彦さんのコントラバスリサイタル。ピアノだけをバックに弦の調べを楽しみました。演目はタイスの瞑想曲(Massenet)、レントより遅く(Debussy)、無伴奏コントラバス組曲(Fryba)、ラ・カンパネッラ(Mortani)、「魔笛」の主題と7つの変奏(Beethoven)と続き、トリに私のお気に入りのBottesiniが3曲。コントラバスの持ち味がしっかり活かされているところがBottesiniの魅力なのでしょう。ピアノの吉岡裕子さんとの息もぴったり。弦の世界に暫し引き込まれました。2回目のアンコールのLondonderry Airには涙ぐむ女性もいました。お二人の熱演をシャンパーニュで称えて、楽しい時を過ごし、最後は斎藤さんと二人、calvetでカベルネのグラスで締めました。
2010/03/18(Thu) 08:59:13 | music