対話 090730
村上から鶴岡へは海岸沿いの道を走りました。険しい山が海に迫り、数知れない切り通しやトンネルのあいだに小さな村落が繰り返し現れる楽しい道です。おまけに横を羽越本線が走っています。途中には笹川流れと名付けられた景勝地も。ほぼ真北に向かっているということは左手の日本海が西。晴れていればこの上なく美しい夕景になったに違いありません。途中小さな砂浜で一服。薄茶色の少し粗めのきれいな砂の上を渚に近づき、久しぶりの日本海の水を足にかぶってきました。海の上に微かに見えた島影は佐渡ではなく粟島であることが後でわかりました。海の気配を捉えようと構えていたカメラに、餌を漁るカラスの滑空がおさまりました。
カラスが羽を休める大岩の上には小さな海鳥の先客。緊張感のある対話のように見えました。
カラスが羽を休める大岩の上には小さな海鳥の先客。緊張感のある対話のように見えました。
2009/07/30(Thu) 09:13:23 | doglog