Forgetful Heart 090705

ディランともだちが2009年4月8日パリの公演録音を届けてくれました。この手のものも最近はネット上に溢れているとは言え実際に体験した公演の録音がCD2枚にきちんとおさまっているとなるとまた格別です。しかも客席で録ったとは思えない音質。独り繰り返し聴いてあの感動を反芻しています。この日はシャルル・アズナブールのThe Times We’ve Known (Les Bons Moments)というサプライズが一つのハイライトだったわけですが、当のアズナブール本人が会場にいたのだそうです。Dylanがこの歌を公演で歌うのは10年以上前のニューヨーク以来で2回目。まことに稀有な体験をしたことになります。前日にはディラン・ファンのサルコジもカーラ・ブルーニと共に聴きに来ていたそうです。7月1日からは合州国公演が始まりTogether Through Lifeからの曲が少しずつ初登場しています。Forgetful HeartではCDでの客演のアコーディオンに代わってBobが感動的なハープを聞かせています。今年の秋に来日する可能性もなくはないとのこと、しっかり準備しておかなくっちゃ。
090705.jpg
写真は[baoli]の中庭。ここでは手摺に苦労しました。階段部分では存在感を消去するために限りなくシンプルに。手前のブリッジでは常ならぬ形態を与えて手摺らしくなく見えるように。手摺の機能は残しながら手摺という「記号」を排除しようというのですから、苦労してあたりまえですね。気にいっています。
2009/07/05(Sun) 09:16:25 | doglog

Re:Forgetful Heart 090705

ここは実際に体験してみるとかなり不思議でおもしろいですよ。
[doglog](2009/07/11(Sat) 08:21:15)

Re:Forgetful Heart 090705

それと、この階段、超素敵!魔王の迷宮みたい!最近の私の趣味は、お城巡り、それも、改修の手が加えられていない廃墟に近いキャッスルが特に好みなのですが、屋根の落ちたキャッスルやシュロスには、必ずこういう階段が残っていて登ることができます。そして、ほんとうにたくさんそういったruinが残っていて、もう、感動の嵐!中世、ばんざい!
上野ぱんだ(2009/07/11(Sat) 00:28:53)
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木下道郎 ・ 建築家
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