『豊田博之1946-2000』 090505
ちょっと前のことになるのですが、神楽坂の小さなフレンチで建築家の椎名政夫さんとご一緒した時に、どういうはずみかラテン語で島を意味するinsulaには共同住宅という意味もあるという話から、イタリア語で島を意味するisolaは街区だという話になり、イタリア建築談義に花が咲きました。その時の「イタリア」のご縁で、椎名さんが伊藤公文さんの編集になる私家本『豊田博之1946-2000』を届けてくださいました。みごとな装丁のグレーの箱に納められた「建築と家具」「人と作品」「著作と写真」と題された3冊は54歳で亡くなられた建築家・豊田博之さんの追悼集。ずっしりと重みのある書籍です。内容の紹介は難波和彦さんのブログ(2009年1月21日付)と小川守之さんのブログ(2009年1月24日付)にお任せしましょう。
2009/05/05(Tue) 08:48:41 | doglog