japanesque 090404
駐日ケニヤ大使のアウォリさんのお別れ会で芝の「とうふ屋うかい」へ。外国人観光客に大受けしそうな映画のセットのような空間が東京タワーの足下に展開されていました。ケニヤでの再会を願った感動的な別れのあいさつの余韻の中、中庭でカメラにおさまった映像です。池、鯉、東京タワー、鳥居。どれが虚像でどれが実像か定かではありません。よその国の人にとっての「わかりやすい日本」は現実とはおよそ乖離しています。よその国の文化に触れる機会には、表層の記号に惑わされずに、少しは内側に入り込んでみたいものです。ちなみに東京タワー展望台の数年前のリニューアルには「ワークショップ」として3人でかかわりました。私の担当の展望台2階も水面で揺らいでいます。
2009/04/04(Sat) 08:43:53 | doglog