夢の中の世界
日光逍遥8。この透き通った花の名はヒカゲツツジ。植物園で出会った時にThe Dangling ConversationというPaul Simonの書いた詞が舞い降りて来た。「レースのカーテン超しの遅い午後の陽の中の水彩の静物画」で始まるこの繊細な佳曲には「夢の中の世界」という見事な日本題が付けられているからうっとり聞いてしまうのだが実は詞はかなり感傷的で先が見えなくなってきている二人が描かれていて胸が痛くなる。原題に近くなるように邦題をつけると「彷徨う言葉たち」かなあ。さみしい。
2018/05/02(Wed) 09:09:03 | doglog