ダニ・カラヴァン展 [364]

八雲の母のところへの道すがら世田谷美術館のダニ・カラヴァン展へ。大地に打ち込まれたかのようなコールテン鋼や白コンクリートとは違って、梯子や黒い円錐は「インスタレーション」となって美術館におさまっていました。都市スケールの模型と舞台セットのミニチュアのほうに気持ちが動きました。平出隆さんの講演「丘・パサージュ・階段<ベンヤミンへのオマージュ>をめぐって」を聴けたのも収穫。ここまでは読めていなかったな。建物から公園に出ると雨雲はすっかりなくなっていて、しっとり濡れた木々の緑が正面からのまぶしいほどの陽光に浮き上がって、ここにはここの場が存在していました。081012.jpg
2008/10/12(Sun) 07:44:27 | doglog
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kinoshita
木下道郎 ・ 建築家
詳しくはworkshop-kino.com

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