雨を汚したのは誰?

“What Have They Done to the Rain?” (Malvina Reynolds作)。米ソの原水爆実験による放射能汚染が激しかった1960年代にジョーン・バエズなどで流行った懐かしい唄ですが、この歌詞が21世紀の日本にいて身に浸みることになるとは、迂闊にも思ってもみませんでした。11日から12日にかけて熊本を中心に発生した「経験のないような大雨」で熊本市の空間線量が激しく上昇していることに、愛読している院長のブログに表示されている線量実況表示を見て気づきました。比較的安心だと思っていた九州の空までもがしっかり汚染されているということなのでしょう。長崎の知人に報告したら、海の方はこんなだよとドイツで作成された海洋汚染シミュレーションが返ってきました。フクシマのセシウムが太平洋中に拡散して2年目あたりからは日本海の入り口あたりにまで押し寄せています。長崎の魚もそろそろ要注意なのか・・・。でたらめな電力不足報道をマスコミ総動員でデッチ挙げた揚句の原発再稼働茶番劇、ひどい。
写真はちょっと身構えてしまっているクウ。なんの関係もありません。
120713.jpg
2012/07/13(Fri) 06:08:21 | doglog
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kinoshita
木下道郎 ・ 建築家
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