インドの旅から・Chand Baoli
最後にインドの旅のハイライトを見ていただきましょう。アーバーネリーの階段池です。現地の案内にはChand Baoli(月の階段井戸)と表記されていました(ネット情報の中にはChand王が建設したとしているものもあります)。当初は旅程に含まれていませんでしたが、神谷武夫さんの「インド建築案内」を機中で読んでいて強く惹かれ、ガイドをなんとか口説いてジャイプールからアーグラの途中で寄り道しました。
地面を掘り下げて地下深い水に辿り着くための建築という点ではほかの階段井戸と同じです。「実」はなく「虚」だけが形として現れる「ヴォイドの建築」。ここで「ヴォイド」が圧倒的な迫力を持つのはその巨大さと純粋さの所以です。水位の変化に対応するために階段が連続しているという合理性だけではこの空間は説明できません。
撮影者が立っているところが地表面。20m下の水面まで13層の踊り場を経て下りていきます。右下に小さく水面が見えています。
建築の平面はおよそ35mの正方形。ピララミッドを反転させたように四方から下がっていきます。
ブログ開始初日にアップしたこの写真のほんとうの魅力をやっとお伝えできたのではと思います。
一面だけには部屋を有する建造物が造られていて、ただの水汲み場ではなかったことがうかがい知れます。
部屋からの眺め。独特のフレームで切り取られて絵になります。1000年前の酷暑の中でもここだけは涼気に満ちていたに違いありません。ここから近くの寺院につながるトンネルがあるとの説明でした。
たまたま座っていた2人。みごとなシンメトリーになったのは建築の力故でしょうか。
地面を掘り下げて地下深い水に辿り着くための建築という点ではほかの階段井戸と同じです。「実」はなく「虚」だけが形として現れる「ヴォイドの建築」。ここで「ヴォイド」が圧倒的な迫力を持つのはその巨大さと純粋さの所以です。水位の変化に対応するために階段が連続しているという合理性だけではこの空間は説明できません。
撮影者が立っているところが地表面。20m下の水面まで13層の踊り場を経て下りていきます。右下に小さく水面が見えています。
建築の平面はおよそ35mの正方形。ピララミッドを反転させたように四方から下がっていきます。
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2008/04/11(Fri) 07:59:10 | doglog
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