Every Grain Of Sand


(これは去年のChicago。この出来は今年はまだ超えていません。)

32年ぶりに猫おじさんとDylanを聴きました。整理番号が500番台だったのとつれあいが年寄りだったのとで、今夜は無理をせず二枡目のバーを背にした場所を選びました。大阪よりは密度が低いということもあって、しっかりと体を動かせる環境でディランを堪能しました。からだが燃えました。ツアー初登場は2曲ですが。名古屋2日で27曲、前日と同じ曲は固定の6曲以外には1曲しかありませんでした。ぐいぐい押しきった感じの前日と違って、柔らかい曲を随所に挟んだ分、ハードな方に熱がこもりThunder On The Mountainはテンポも上がりました。Desolation Rowはバンドが気持ちよくのれたらしく、もともと長尺の曲が、何度も挟まるハープ・ソロやバトルでどんどん長くなり、最高のできになりました。でも、私の一番の感動はEvery Grain Of Sand。満足です。新幹線終電のホームで立見さん一行に再会。私たちの列車の一つ前で帰ったディラン・バンド・スタッフを見送りに来られたのだそうです。終電待ちの20数分間にコーチンを肴に生ビールを2杯強飲んでいたような私とは違った筋金入りです。えらい。ボブの動向はその時点では不明とのことでした。私の乗ったのぞみ最終、グリーン車にはボブは乗っていませんでした。
昼間は久しぶりの名古屋での時間を活かして建築探訪にでかけました。ガイドになる資料に載っている対象を完全制覇することについこだわってしまう性格なので忙しい一日になりましたが、収穫は大です。写真は大学の先輩でもある飯田善彦さん設計の名古屋大学野依記念物質科学研究館。見応えありでした。
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Dylanの音楽以外のモノを収集し始めると、収拾がつかなくなるので、グッズ類には近づかないようにしているのですが、今回はディランのLPジャケットを包み紙にしたディラン・チョコが登場。思わず行列に並んで手に入れてしまいました。かわいい。DECOチョコという商品群の存在自体を知りませんでしたが、一部世界にはかなり浸透しているもののようで、DECOチョコグッズと称する派生消費群がしっかり形成されていて、包み紙をマグネットやストラップに改造?することもできるようです。レコード会社とタイアップの正規商品で、収録曲の歌詞の一部を側面に印字する細かいつくりになっています。しかし50個もマグネットを作って、どうするのでしょう?。資源の浪費になってしまわないように、冷静に考えます。
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2010/03/20(Sat) 01:50:08 | Dylan
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kinoshita
木下道郎 ・ 建築家
詳しくはworkshop-kino.com

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