インドの旅から・ジャーリー

窓にはめ込まれたジャーリーと呼ばれるスクリーンが印象的でした。石を彫ってつくられています。木の格子とは趣が違います。気候風土に合っているのだと思います。
まずはアーグラ城の白大理石のジャーリー。
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ファテプル・シークリー宮廷地区。手摺も含めてジャーリーだらけです。よく風が抜けることでしょう。気持ち良さそう。
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外が透けて見える感じがなんとも言えません。こちらはかなり繊細です。ファテプル・シークリーモスク地区。
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暗い室内にジャーリーを通して陽が差し込んでいます。美しい光と影。デリーのフマユーン廟。
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アンベールの城郭宮殿で見かけたのはかなり厚みがあって、角度もついています。
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インドの旅に際しては神谷武夫さんの「インド建築案内」(TOTO出版)が貴重かつ魅力的なガイドブックでした。
2008/01/11(Fri) 07:43:38 | doglog
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kinoshita
木下道郎 ・ 建築家
詳しくはworkshop-kino.com

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