構成

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ギャラ間つづき。展示の色彩計画がみごと。美しい映像がたくさん撮れました。模型の端々に見られる遊び心も細やか。おそらくそういった構成の美しさや細やかさが彼の建築の身上なのでしょう。不快極まりない結果の選挙以外は豊かな幸せな一日でした。

軸組

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ギャラ間ではSmiljan Radić展。以前何度か日曜に訪れて「休館ショック」を味わっていましたが、いつのまにか改善されていました。こちらもよかったですね。写真好きにとっては絶好の場面が満載。すみませんが建築の説明抜きでご覧ください。展示の台の木の軸組みも技あり。

土木

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土木展つづき。土木サイドからの2枚。何れも砂とコンピューター制御照明の組み合わせによるもの。実際に砂をさわって模様が変化する体験はそうとうに面白い。砂を底まで掘ると水が湧き出てきます。かなり手の込んだ仕掛けなのだろうなということはわかります。そのほかにも単純に面白いものたくさん。こどもたちには受けるんじゃないかなあ。子連れの体験、おすすめです。

悲劇

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21_21 design sightの土木展。PR効果というのでしょうか、あまりよくわからないまま大きな期待をもって出かけましたが、拍子抜けに面白い。civil engineeringとその訳語の土木はかなりニュアンスが異なると思いますがおそらくその幅の広さが面白いところなのでしょう。civil engineeringサイドからはこの2枚。「迷宮」渋谷駅もこうするとなんとか惨憺たる構成の実態がつかめます。渋谷駅の悲劇は基本構成がいかに大切かの見本で、この愚行によりどれだけの時間、金、エネルギー、快適さが失われたか図り知れません。愚行を二度と繰り返さないためのいい絵ですね。もう1枚はドローイングと動画を組み合わせて時の流れを表現する試み。その可能性は写真では伝わらないかな。

灯台躑躅

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もう3週目になっているのにドウダンツツジが元気。特にハロゲンとの相性がいいようで夜のテーブルを楽しくしてくれています。

記憶

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由比街歩きから。旧東海道沿いの民家は隣棟間に隙間のない町屋形式になっている。妻を接した状態で建て替えが繰り返されて空地や駐車場といった隙間ができているところにはこの写真のような家の残像が残っているところが少なくない。歴史のある街だからこその懐かしい情景。


桜海老

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由比街歩きから。この街にはおいしいものいろいろ。由比缶詰所のマグロ缶、イチウロコの黒はんぺん、渡辺忠男商店のサクラエビにシラスがおすすめ。近くの清水や焼津が遠洋漁業の基地であるのに対して、由比漁港には水深が異常に深い駿河湾に育つ地の魚とサクラエビが水揚げされる。これは桜えび通りと称される旧東海道に面した「店」の暗い家中を海側に向かって撮った写真。適度にデフォルメされたエビが闇の中に美しい。


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kinoshita
木下道郎 ・ 建築家
詳しくはworkshop-kino.com

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