重森三玲邸書院。障子にも斜めの線が使われています。美しい建築です。

築90年超の木造家屋のリフォーム[春日町の家]の半分が完成。新しくなった部分に生活を移していただいて、残りの部分の工事にかかります。柱梁などのほか時が刻まれた建具もできるだけ再生する方向で設計を進めました。しっとりと落ち着いた空間ができあがっています。

photo by F.Aketa
三鷹でとれた聖護院大根です。薄く切って酢漬けにしました。冬の野菜ですね。

勝沼では周りを見渡せばすべてが山。空模様の移り変わりとともにさまざまな姿を見せてくれます。私の生れ故郷の神戸もそうだったけれども、山が見える町はいいなあ。

勝沼は町中がブドウ畑です。特に裏道に入り込むとまわりはすべてブドウ畑。収穫が終わって色づいた葉と落ち葉だけが残ったブドウ棚に思わず眼がとまってしまいます。

重森三玲邸書院の表の庭です。古い形にとらわれない線や石の配置が面白いと思いました。

[春日町の家]リフォームでは昔懐かしい木製雨戸が登場。建具屋さんが戸締まりのための「猫」と「猿」の模型をつくってくれました。そう言えば子供の頃の我が家で見た記憶があります。下のほうが「猿落とし」、上はただ「猫」だそうです。建築の現場にはこのほかにもたくさんの動物がいます。
