さまざまなものとの出会いが立て続けに繰り返された日々がようやく終わりに近づいています。旅の合間での[doglog]アップは時間がなかったり酔っ払っていたりなかなか繋がらなかったり、思ったより難儀でした。書きたいことが多すぎて、アップしたい写真が多すぎて、もう完全に飽和状態ですが、最後に立ち寄ったロンドンでの現代建築の奮闘ぶりが、今回の濃密な旅を引き締めてくれたように感じています。写真は大英博物館のグレート・コートです。左側の増築されたシリンダーで開催されていたイラン展は新鮮でした。右側の古い建築の中には世界中から略奪?した文化遺産が並べられていました。

昨日のテート・モダンに続いて、時が経過した建築の中に重ねられた建築作品を2つ見ました。大英博物館グレートコートとロイヤル・アカデミーのサックラー・ギャラリー。写真は後者のショップで見つけた犬用のバンダナです。犬たちとの散歩が恋しくなってきたなあ。

ガロンヌ川対岸からのボルドー旧市街夜景です。今日はイースター休暇前日。ボルドーの空港近くで寄ったスーパーも、あの卵や何故か兎の形をした、イースター商品コーナーが賑やかでした。パリに戻ってからの夕食への長い散歩の途中の本屋でかわいい兎を見つけました。

ボルドーの長い一日。9時から始まったディナーの後、ライトアップされた世界遺産の街を歩いてトラムに乗ってまた歩いて、ホテルにたどりついたのは1時過ぎ。写真をパソコンに読み取って、そのうちの一枚をまずはアップします。

ブルゴーニュのブドウ畑をまわりました。土地の傾斜や向きの違い、土質の微妙な差によって、ひとつひとつの畑の「地力」が異なっているのだそうです。それに従って畑の等級がつけられているということくらいまでは、わかっていましたが、畑を目の当たりにして説明を聞いて、少しは「地力」のたいせつさがわかったような気がします。ブドウの木は棚式ではなく垣根式で、剪定の仕方も日本で見たものとはまったく違っています。

Bob Dylanの欧州公演が続いています。5日はドイツそれからフランスへ。2日目のストックホルムでは1993年に3回歌われて以来セットリストから姿を消していた
One More Cup Of Coffee (Valley Below)が登場しました。1978年の武道館では4回歌われています。懐かしい。今回はヴァイオリンをフィーチュアした原曲とまったく趣の違う演奏です。リードギターの音色が60年代のロックです。

駐日ケニヤ大使のアウォリさんのお別れ会で芝の「とうふ屋うかい」へ。外国人観光客に大受けしそうな映画のセットのような空間が東京タワーの足下に展開されていました。ケニヤでの再会を願った感動的な別れのあいさつの余韻の中、中庭でカメラにおさまった映像です。池、鯉、東京タワー、鳥居。どれが虚像でどれが実像か定かではありません。よその国の人にとっての「わかりやすい日本」は現実とはおよそ乖離しています。よその国の文化に触れる機会には、表層の記号に惑わされずに、少しは内側に入り込んでみたいものです。ちなみに東京タワー展望台の数年前のリニューアルには「ワークショップ」として3人でかかわりました。私の担当の展望台2階も水面で揺らいでいます。
