京都では庭めぐりが楽しみのひとつ。今年は水野克比古さんの「京都坪庭拝見」を片手に宿のある岡崎から銀閣にかけてを散策してみました。建築マップに載っていなかった西雲院を探し求めて右往左往。残暑の中、大汗をかいてなんとか辿り着きました。冷たいお茶の心遣いがからだに浸みました。

お隣の真正極楽寺真如堂でのショット。モミジが白壁に映えていました。秋の陽ざしですね。

お隣の斎藤さんがイタリアから帰国。生ハムの塊やチーズと共に[doghouse]に遊びに来てくれました。たまたま長男の基も家にいたので、二月の二十歳の誕生日以来お預けになっていた1989年のバローロをあけました。お祝いは賑やかなほうが嬉しいですね。素晴らしいディナーになりました。

米原から近江八幡に向かう途中、近江商人発祥の街、五個荘を訪ねました。ゆっくり散策したい街並みを小一時間で駆け抜ける旅程になってしまったのが残念。

蔵の外壁に使われている木材は嘗て舟で使われていたもの。写真右下のくもりはレンズの汚れ。

近江商人屋敷で目にとまった狸の置物。他のところでは見られない独特のモノで、近くの信楽のものではないそうです。誰かを思い出すなぁ。

甲府まで行ったついでに、一駅足を伸ばして、竜王駅を見てきました。安藤忠雄さんの設計です。細かいところまで律儀におさまっていました。普通の設計事務所がこういう仕事をするようになればいいのにな。

ロンドンはちょうどイースター休暇と重なっていて、ウィンドウ・ショッピングを楽しみました。ここはFortnam & Mason。開いていましたが、おみやげに買って帰りたかった下のほうの箱は売り物ではありませんでした。

イースターと言えばウサギです。これは靴屋。かわいい、を超えています。

こちらは骨董品屋。いい趣味です。

写真は西沢渓谷ではなく新宿中央公園の人工滝。こうやって周りを消去すれば、なんとか絵になります。ほぼ真昼の撮影。これには訳があります。

コンタクトレンズが不意に無くなってしまっていたので、昼休み前に新宿東口の店に向かいました。新宿駅との間は雨でなければおよそ17分の距離をいつも歩いています。心身の健康のためでもあるけれど、大深度狭小地下鉄に乗ると最短で10分、間が悪いと20分近くかかる、という交通事情もあります。診察券で営業日・時間を確認して、気持ちよい秋空の下、軽く汗をかいて目的地に着くと、な、なんと「棚卸のため16時まで休業」。めったにはない「不運」に遭遇してしまいました。朝は開店が遅すぎ、夜は閉店が早すぎて、通勤途中には寄れないものだから、忙しい時間の合間になんとか駆けつけたのに・・・。と呆然としていると、向かいの中村屋から「インドカリー半額」の呼び声。新宿移転100周年を記念して今日だけの特別イベントに遭遇したのでした。インドで味わったどの料理からも遠く離れているけれども、洋食屋のカレーとは一線を画した懐かしい「カリー」です。粉チーズが付いてくるのも独特です。開店当時の新宿の地図や写真も見てきました。このために歩いてきたと思えば納得。戻る道すがら人工滝の涼感をカメラに収め、気を引き締めて、滞っていた原稿をさかさかと仕上げて、夕刻にまた往復。結局一日三往復ということになりました。西沢渓谷由来の軽い筋肉痛が足の存在感を昂めてくれています。
勝沼にはもう何度も来ていますが、朝6時を体験するのはこれが二度目。うっすらと盆地を覆う朝靄の向こうの山並みの重なりについ惹かれてしまいました。
