-ソメイヨシノ咲き乱れる六本木さくら坂裏の住宅街で思わず足が止まった可憐な白はハナモモ。バラ科モモ族Prunus persica。英語ではhana peachだそう。
はや満開の桜に浮かれる鳥たちを眺める爽やかな朝から始まる一日。これもヒヨドリ。
-桜の咲き始める少し前の白い花が好きなヒヨドリがうまくカメラに収まった春の朝。
最近仕事で時々出かける富士吉田にある富士急ハイランド。夜になると輝くこのサインはちょっと懐かしい感じ。
日大生産工学部の謝恩会は舞浜のホテルで。ちょうど夕暮れ時だったので海に沈む夕日を見ようと舞浜駅から歩いてみたのは大失敗。背丈の倍の高さがありそうな堤防が立ちはだかっていて海がみえません。かわりに不思議な映像が記録されましたが、想い出に残る楽しい夜になりました。
-横浜国大ISAのシンポジウムへ。「都市のインフォーマリティ」という言葉を手掛かりにこれからの住環境を考えるという設定。議論が噛みあっているとは言いにくいけれど、塚本由晴、小嶋一浩をはじめとしたパネリストのプレゼンテーションは刺激的でした。写真は6時間近い知的昂揚の締めに身を置いたビオワインバーmarucan。グローバリズムのフォーマリティから抜け落ちた柔らかいお店です。
パークハイアットのビルの屋上に姿を現したクレーン。逆光で美しく見えるのは機械でも同じということ。一瞬を捉えました。
LPが聴けるQuattro Laboに行ってみました。吉祥寺。生がギネスとハートランドなのもうれしい。ラベルに惹かれてClynelishにもトライ。最近は必ずストレートです。カウンターの前のバイトの女の子たちの奮闘を眺めているのも楽しいもの。朝日新聞に載ってからの事態だそうです。ほかの客は誰もリクエストをしないのでHirth from Earth、Rubber Soul、Blood on the Tracksをリクエスト。幸せでした。こういう店にありがちな店の個性が薄めで、今にもチェーン展開しそうな軽さが逆にいいかも。我が家に眠っているLP群も何らかのかたちで活用できたらいいのになあ。
居住空間デザインコースの謝恩会。卒業生の洒脱な似顔絵がコルビュジエへの見事なオマージュとなって彼女たちの「建築」を締めくくりました。楽しかった。写真は
こちらをご覧ください。
-魚のおいしいお店にクリオネがあったのは築地で売られていたから。正体はハダカカメガイという殻を無くしてしまう貝だそう。ハダカカメガイ科クリオネ属。小さいし壜の中だし撮影には骨を折りました。
-lunetteのチーズプレート。英国の青かび系シュロプシャー・ブルー、ペコリーノ、ウォッシュタイプのタレッジョとワインにぴったりの個性的なチョイス。デザインも素晴らしい。
日大生産工学部デザインコースのカリキュラム打合せを今年はうちの事務所で開きました。日曜日の昼にみんな集まってエライ。議論は絶えず続きは最近お気に入りのワインバーlunetteへ。しっかり語りあいたくさん飲みました。みんなが気に入ってくれてうれしい。写真はランチのリゾットとカウンター正面のモクレン。
12年経って
[二軒家アパートメント]のテラスのデッキが更新されました。「アイアンウッド」も多雨多湿な環境ではこのあたりが限界。事務所のある上からながめるととてもいい感じです。このアパートメントに新しく入居された方が建築を気に行ってくれて、掲載されている「新建築」を古本でゲットしてくれたそう。うれしい。
-勝沼逍遥6。設計を始める前に勝沼を歩き回った頃を思い出しました。葡萄棚にテンションを与えるための斜めの杭。棚を上から吊る傘状になったワイア。棚のを下から支える林立した杭。
-勝沼逍遥5。東京が雨だったにもかかわらず、歩いている間は晴れていて、夕刻に少し雲がひろがりました。遥か彼方の南アルプスは白く光る雲を背景に凛としています。
勝沼逍遥4。ワインのボトル。西欧文化が生んだ酒だけのことはあって、壜に大きさによる名前が律儀につけられているのだそう。2本分がMagnumでラテン語の「大きい」から来ている他は、4本分がJeroboam、6本分がRehoboam、8本分がMethuselah、12本分がSalmanazar、16本分がBalthazar、20本分がNebuchadnezzar、24本分がSolomonなどと聖書に登場する人名由来だそうです。写真は池田ワイナリーの入り口のディスプレー。
渡辺康さん設計の「百人町酒房」で浅野先生謝恩会。このヒトも幸せそうだなあ。
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[二軒家アパートメント]の入り口まわりにあふれている鉢物の中にバリの竹細工。懐かしいなあ。風が吹いて音が出るといいのになあ。
-自然公園法の打ち合わせで都留の合同庁舎に行く時は富士急行。この6000系は何故かcommuter trainと名づけれれていて、何故かこんな暖簾?までかかっています。3月14日からSuicaが使えるようになるので腑に落ちない不便が一つ減ります。
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新宿駅地下で出会った「スライム10万匹討伐戦」。壁に無数のプチプチ状の「スライム」が貼られていて、みんな夢中でつぶしています。子供たちが小さかった頃、スライムと称するぐにゅぐにゅの物体でよく遊んでいましたが、今はスライムはゲームのキャラクターだそう。何にせよこれだけの数が集まるとわくわくします。
もう春はそこまで。鳥たちが俄かに賑やかになってきました。オナガのカップルも春まっただなかです。
-lunetteの日曜営業が始まったので早速ランチに出かけてみました。白い壁を背景にした桃の枝がかわいかったので、帰りに調達先の
ハナミドリに寄って、大雨の中大振りの枝を抱えて帰宅。家に春が来ました。
また月が変ったので早速
「製麺rabo」へ。今回はあっさり魚出汁の「支那そば」。最近あまり耳にしなくなった名前ですがまあいいとして、鳥出汁の圧倒的衝撃とほとんど同レベルのおいしさ。来月にはつけめん系をトライするか、「塩ラーメン」にするか、あるいはもう一度鳥出汁の感激を味わうか迷ってしまいます。
細い坂道や階段が折れ続く長崎の裏街。ところどころにある小さな店が街をいきいきとさせています。猫もたくさん。皿うどんはそんな街の食堂「
寿々屋」を選びました。
影を慕いて歌うボブ(ヘッケル)。小雨に煙る長崎のヴィッラの夕暮れにShadows in the Nightが鮮やかにはまりました。弓弾きのウッドベースにしんみり。♪Where Are You?きちんと歌ってるなあ。