[doghouse]中庭のフェイジョアの葉に生まれた命。美しい蝶になる前はかなりいかつい。
-澄んだ青空にすーっと流れもやもやとする雲。秋です。
-ちょっと女の子らしくなったような気がしないでもないマルの秋。7.2kg。
奈良・慈光院の参道下で目にとまった儚げな花。よく見るとオクラがなっています。オクラAbelmoschus esculentusアオイ科トロロアオイ属。Wikiによれば陸蓮根、ネリといった呼び名もあるそう。
[doghouse]ではなく[bigdog house]のサンルーム。パーゴラに生い茂った巨峰がコンクリートと木の隙間から入って来て、元気にすくすく。たいした生命力ですね。外では甘い実がたくさんなうのですが、ほとんど鳥に食べられてしまっています。
8月にアップした[papabubble]のウィンドーが少しだけ変っていました。蟻たちの暮らしぶりはそのままですが運んできた種から芽が出たようです。おもしろい。
9月のラーメンは事務所界隈の富城屋。街の中華屋なのですがこれだけは個性豊か。濃厚な辛めのスープに無数の胡麻が浮かんでいる元気の出るラーメンです。投げやりなマカロニとどうしようもない豆もやしの小皿が付いてきてしまうのは残念。胡麻を残さず食べようとするとスープを平らげてしまうことになるので、スープを麺や野菜にかけて胡麻まみれにしていただくのですが、胡麻がみごとに散らばっているため結局ほとんどスープは残りません。「ラーメン月一条例」のせいで年に一度くらいしか味わえないのが無念。
奈良・京都の旅8。嵯峨野をぶらぶら。浪人時代だったのかな、宇多野にあるユースホステルに何度か泊まったのを思い出しました。帰りの夜行バスの車中で隣り合わせた女子大生と珍しく弾んだ会話を「わたしシセンドウが好きなんです」に、返す言葉を選び損ねて、萎ませてしまうほど若い頃でした。昼は村野藤吾設計の旅館を移築改修した「嵯峨野」。同行の
「日常派」が看板の湯豆腐を避けて素麺を選んだのには脱帽。確かに型どおりであることのほかに価値を見いだせない料理で、せめて冷ややっこを選ぶべきだったと反省。その後妹島さんの集合住宅を覗いたり、充実した一日でした。
デング熱を媒介するヒトスジシマカは夜は飛ばないという噂は本当かな?Emmanuelle Moureauxの100 colorsは夜はまた別の表情。展示はもう終わりました。
-犬たちの諍いに巻き込まれたりすることもある老猫クウですが、テリトリーは譲らずに気持ちよく眠っています。ほんものです。
奈良・京都の旅3。ちょっと一服。
2011年と
2013年に体験した燈花会がよかったので「イルミ奈―ら」に足を伸ばしたのは大失敗。春日大社の萬葉植物園が「ドリームランド」になっていました。真っ暗闇に光の筋が続くアプローチは悪くないんだけどね。
改造工事が進む渋谷駅。信じられないくらい使いにくい東急の地下駅は、周辺プロジェクト完成の暁には、どうにかなるのでしょうか。モノトーンで薄暗い感じは嫌いではありませんし、地下3階から地下5階の線路がちらっと見えるホーム頭上の吹き抜けの存在は悪くないなと思います。が、あまりにも不合理・不明解な全体の動線計画が駅のトーンを暗鬱にしてしまっています。吹き抜けの中間にはめったに人が通らない地下4階がひっそりと横たわっているのをやっと発見しました。Wikiによれば東横線渋谷駅の2013年度の一日平均乗降人員は441,266人。
吾妻線の旅3。蛇行する深い峡谷を縫うように走る鉄路は絵になっています。651系の特急よりも115系の方がよかったのだけれど一時間2本程度の運行なのでなかなか思うようには行きません。鉄橋も美しい渓谷も水の底に消えて、残るのはスケールアウトした橋梁だけ。遠くの山は残りますが、河さえもがなくなってしまうのです。付け替えの路線はほとんどがトンネルで車窓の景色もなくなってしまいます。いろいろとあるのだろうけれどどこか間違っているように感じます。莫大な税金が投入されていることは確かにわかります。