年末にたくさんいただいたカレンダーの中で群を抜いていたのがこれ。仲條正義さんのデザイン。なんとも不思議な逸脱感が強いエネルギーを発して月日が歪んでいます。ただし画面が歪んでいるのは私の撮影のせいです。1933年生まれだそう。負けてはいられません。
これで2012年の締め。いつもありがとうございます。2007年10月17日に始めて一日も欠かすことなく続けていたアップロードを一か月も休んでしまい一部の方にはご心配おかけしました。復旧後18日間の平均の一日クリック数は今日現在1231。長期休眠後にもかかわらず賑やかです。巳年2013年もよろしく。
現場帰りにふと立ち止まってしまった窓の中の猫たち。日当たりを満喫しているシロと日影に溶け込むキジ。何の関係もありませんがすぐ近くには猫おじさんの居宅があります。
散歩が終わる頃から雨しきりだった何日か前の冷たい雨の中庭の赤い実には鳥のお客様。暗いのでシャッターが駿敏には反応せず決定的チャンスは逃しました。灰色の容姿をよく見れば、恐竜の末裔という仮説にも合点がいきます。2枚目の写真は雨も上がり数年振りに塗り直されて時間が戻ったかのような中庭です。
何日か前の三日月は光が丘公園の葉を落とした欅の脇。この左側にゴミ処理場の巨大な煙突がある割には年の瀬のせいか空が目に見える限りは澄んでいます。昨晩の月は満月少し前、Wikiによれば小望月(こもちづき)、幾望(きぼう)、待宵の月(まつよいのつき)などの呼び名もあるよ。凛と晴れて明るかったなあ。
スタッフィングを待つ七面鳥の匂いにつられて犬たちが厨房に集結。日が暮れる頃には見事に焼き上がってワインがいつになく進んでしまいました。フェイスブックの方の写真は本当に危機一髪。
アーユルヴェーダ・グッズが詰め込まれていたスリランカの木箱に松傘を入れて、ちょっと季節感が出てきたような気もします。蝋燭は黒姫の竜の子の手作り。右のArabiaは結婚した頃の想い出。風呂には柚子を入れて、新しい年までもう指折り数えられる年の瀬になりました。
事務所OBの東田さんの自邸が竣工しました。おめでとう。朝の散歩が終わる頃から降っていた冷たい雨もあがって、初めての通りを余所見をしながら気持ちよく歩きました。若い人たちの瑞々しい挑戦に拍手。大きな元気をもらいました。
最近三鷹の夜道を我が家に向かう道すがら散歩の途中のハヤとマルに出くわすことが時々あります。その時はもうからだいっぱいで大喜び。この写真を撮ったのもそんなうれしい出会いの直前でした。夜霧に浮かぶシルエットで直感的に反応しカメラを構えた時には、もう気付かれていました。
11月のdos gatosでの一皿。北海道の美瑛町の猟師さんから直送された蝦夷鹿だそう。ソースは山ブドウです。ガルナッチャ主体のスペイン赤にもよく合いました。鹿が増えすぎて、野山を荒らしたり車両に衝突したり困っているそうだから、うまく食べてあげるといいのかもしれません。
山珍居の昼メニューでずっと気になっていたヒーワン(魚丸)。鮪の上身に豚肉をつめた団子とセロリのスープです。猫と違ってこれだけでは足りないので、台湾式の窯焼きの肉まんじゅう胡椒餅(ホーチューピャー)と合わせました。
こちらは1917年開園の井の頭公園に残る武蔵野の雑木林。犬たちにとっては最高の遊び場ですが、こうして交替で遊ぶ訓練は思いの他の「騒ぎ」です。ここで静かに待てるようになってやっと一犬前。犬もたいへんです。
新しい現場ができて、光が丘公園を隔週歩き抜けるのが楽しみに加わりました。面積も井の頭公園の1.5倍あり、ランドスケープもダイナミックです。これは秋深まりモノトーンに近づきつつある頃の一枚。公園としての歴史は浅く、東京空襲に慌てふためいて1943年に急造された成増陸軍飛行場が原型。特攻機を送りだした程度で接収され戦後米軍居住関連施設だったのが返還されて1973年にできた公園です。
群れで生きる犬たちとは違って、猫の自立性はなかなかのもの。まだ空気が読めない新参犬マルのちょっかいに臆するところ皆無。しゃきっとしていますが、もう歳だから、いたわってあげなくっちゃ。
さて、選挙。幸い北海道など一部の他は晴天のよう。投票率、上がるか。浮動票、動くか。忌まわしい世論調査と大きく乖離した結果を一票に託します。
先住犬のハヤはパピヨン。こうして見ると確かに蝶。耳が垂れた亜種もいて、ファーレン(phalene蛾)と言うそうです。新参犬の登場で発生した心の蟠りがようやく消え落ち着きを取り戻しています。
あさってが投票日。政治に絶望しているとは言え、棄権はしません。少なくとも「脱原発」です。大阪での下地さんの逮捕、宇都宮さんの法定ビラ投簡者逮捕など、妨害工作が酷すぎます。写真は空から見た淡路島の風力発電。
[doglog]復旧。しばらくお休みしていたあいだにずいぶん大きくなったコイケルホンディエのマルから。元気があり余っています。