シンピジウムの鉢が部屋の中に移りました。陽を受けた柔らかい緑がきれい。花が咲くといいのにな。
京都東山建築めぐり@。建築学会の「長寿命建築構造特別研究委員会」東山邸宅群・庭園調査で京都へ。無鄰菴(旧山県有朋邸)、碧雲荘(野村徳七邸)、有芳園などを見学。紅葉の盛りの京都を堪能してきました。先ずは「がんこ寿司」に買い取られ飲食店として一般開放されている二条鴨川沿いの「無鄰菴」。3つある「無鄰菴」と名付けられた山県有朋邸の二番目。無鄰菴会議の舞台となったのは東山にある三番目は京都市によって一般公開されている。二番目も生き残ったのは良かったと思うけれども、観光バスの団体客でごったがえす商売むき出しの雰囲気にはがっかり。
庭園には鴨川分水路から水を取り入れて池がつくられていて、そこからの流れが高瀬川の始まりとなっています。どうも居心地の悪い飲食店内とは対照的に風情ある庭の雰囲気が残されています。右に鴨川、左下が高瀬川の始まりです。
courtesy of Google Map
1985年イタリアの旅から。Treviso郊外にあるCarlo Scalpa設計の墓所。Brionvegaは社名で日本で言えば松下電器のような大電器会社。当時はインターネットもガイドブックもなく、曖昧な情報をたよりに宿泊地のPadovaからバスで近そうなところまで行き、一面のぶどう畑の中を迷いかけたところで道を尋ねたドライバーが運よくこの建築を知っていて、車に乗せて連れて行ってくれました。感動の建築でした。
[二軒家アパートメント]のルーフトップ・グリーン。その先に見える三角屋根のペントハウスにアパートメント住人が集まって鍋を囲みました。
寒くなってくると[doghouse]の動物たちの個体間距離が縮まっていきます。フクは食事時以外は眠っていることが多く、ハヤの敏感な反応に刺激されるとゆっくりと行動に移ります。玄関の気配をハヤ伝いに感じて重い首を持ち上げた瞬間です。元気そうでしょ。
[doghouse]外のほうのブルーベリー。美しい赤。carmineでもgeraniumでもなくalizarine crimsonに近いのかな。秋の色です。
[doghouse]中庭に降り積もった落ち葉。秋から冬への季節の移ろいの情景。フクもクウもこの地面の感触がことのほかお気に入りのようすです。この雨で残っている葉も少なくなりました。
西新宿白龍館での斎藤輝彦コントラバス・ライブに家族みんなで行ってきました。犬たちはお留守番。名物のトマトたんめんには必ずしも合わないのですが赤ワインをあけてBottesiniなど素晴らしいコントラバスの音色を堪能しました。ピアノは
吉岡裕子さんです。
1985年イタリアの旅から。山岳都市San Giminianoで見つけたローマ建国神話の狼の像の上に鳩が1羽。今日はフク14歳の誕生日。祖先は狼だったんだなあ。雨にはならないようだから、ゆっくり散歩を楽しむことにしましょう。まだまだ脚も元気です。
Bob Dylan 絵画展へ寄ってきました。一番値の張る原画はなんと5400万円。びっくり。販売促進のお姉さんにぴたっと張り付かれました。会場に流れていた本人の音楽、よかった。看板を良く見ると「画」の中に「曲」が入っていますが・・・
斎藤輝彦コントラバス・ライヴ 2010
時々[doglog]に登場するお隣のコントラバス奏者、斎藤輝彦さんのコンサートが20日土曜日、ベーゼンドルファーのあるユニークなライブ・サロン・レストラン白龍館で開催されます。ピアノは吉岡裕子さんです。
日時:11月20日(土)18時開場/19時開演(終演21時20分)
場所:[白龍館]新宿区西新宿6-21-1アイタウンプラザB1 tel:5323-6550
入場料:¥3,000(1ドリンク付き)お料理を1品御注文お願いします
【プログラム】
ボッテジーニ:ヴェニスの謝肉祭の序奏とテーマと変奏、メロディア、メロディア No.2、エレジー、ロマンツァ・ドランマティカ、夢
ほかにラフマニノフ、ショパン、サンサーンス、山田耕筰、マスネ、フォーレなど
秋が終わりに近づく頃、晴れている朝は散歩の足は先ず玉川上水に向かいます。落ち葉舞い散る中、朝陽に向かって、犬たちを連れて。なかなか思ったような写真にはなりませんが。
今頃の午前中は陽が差し込むこのあたりが、動物たちのお気に入りの場所です。角を巧みに挟んだハヤとクウ。お互いを視界から消して、追っかけごっこは暫しお休み。
眼を養い手を練れ〈2〉[集まって住もう]
居住空間デザイン講師室編著 (彰国社)
居住空間デザインコースの講師仲間、谷内田さん、渡辺さん、伊礼さん、篠崎さんと一緒に4年もかけて作り上げた本です。古今東西の「集まって住む」がすべて手描きのイラスト付きで語られています。参考文献リストも完備しています。パラパラページをめくると世界中を旅しているような楽しい本ですよ。
Amazonでも注文できます。
しっかり秋の色に染まり日に日に葉を落とすジューンベリー。[doghouse]の中庭に面した木製のガラス戸はすべてが戸袋に収まるようになっています。こうして開け放つと、窓とはちょっと違う、外と中の繋がりかたになります。秋が部屋の中にまで入り込んでくるようです。
1985年イタリアの旅から。ギリシアから船で上陸したバーリから私鉄に乗ってやってきたアルベロベッロ駅。プラットフォームにカフェが展開されているところが、さすがイタリア。
Bob Dylan 21歳の時のライブ録音が突然姿を現しました。Witmark Demosと同じSP盤のレーベルを模したCDデザインが面白いですね。Columbiaのマークも古いものが使われています。待ちに待った9枚組CDセットMONO BOXも到着。中身の楽しさは
bobdylan.comをご覧ください。もっともっと凝っている日本盤の素晴しさは
HIGH-HOPESブログを。
[doghouse]の中庭もぐっと秋らしくなってきました。ジューンベリーも色づき始め、敷き詰められたウッドチップスの上に色とりどりの落ち葉がちらほら。フクもクウもここがお気に入りとのことです。
土曜日の勝沼へは河口湖に泊って出かけました。富士急行で河口湖駅に着く頃には、大きな富士が夜の闇に消えてしまう寸前でした。手前で際立って明るいのが私が乗って来た「機関車トーマス電車」。こんなかたちでの集客努力はいかがなものでしょう。
食いしん坊のおじさんたちと今度は泊りがけで
[シャトー・メルシャン]へ。勝沼からの帰りの高速が順調だったおかげで日が暮れる頃には
[barres]の屋上テラスへ。締めは「百人町酒房」で
「集まって住もう」出版記念の宴。幸せ盛りだくさんの週末になりました。
どちらの宴でもゲスト・シェフが活躍しました。白金台の高木シェフは岩手から取り寄せた豚を使ったしゃぶしゃぶの残りスープに定谷特製のカレーを合わせる超裏ワザ。百人町で腕をふるった講師仲間の
伊礼さんは手つき物腰まで柔らかく、事務所も繁盛しているようですがもし店を出したら繁盛間違いなし。伊礼さんの隣で中日ロッテの延長引分け試合に見入っているのが猫おじさんです。
1988年トルコへの旅F 街角の野菜売り。どこの町だったかは忘れてしまいました。トルコと言われなければどこの国だかわかりませんね。野菜は意外にグローバルなのかな?売り手の暇さ加減もよくある感じです。トルコの写真はこれでおしまい。
THE DRAWN BLANK SERIESと意味ありげに名付けられた絵画展が六本木ヒルズの
umuで6日から21日まで開催されます。アーティストはBob Dylan。そう言えばThe BandのMusic From Big Pinkとか自身のSelf PortraitとかのLPジャケットに作品?が使われていました。彼の音楽に惚れているから何でも付き合うというわけではありませんが、近くに行く用事もあることだからちょっと寄ってみようかな。
painting by Bob Dylan
とある仲間たちと霞みひとつない勝沼へマイクロバスツアー。ワインもしっかりいただきながら楽しい旅になりました。写真は中央高速初狩サービスエリアからの富士山。このルートでじっくり富士山を見るにはここが一番です。
「新建築」撮影で勝沼へ。朝早くから日暮れまでしっかり体を動かしました。傍らでたくさん写真も撮りましたがベストショットはこれかな。収穫の終わった葡萄畑からの[ワインギャラリー]と[資料館]のショット。懐かしいなあ、勝沼ぶどう郷駅から葡萄畑の中のお気に入りの小路を歩いて辿りついたこの辺りで何度となく足を止めて、いろいろと想を巡らせました。近景はぶどう棚を支える束杭。遠景にその束杭のイメージから生まれた新しい建築があります。
雨上がりの[doghouse]。台風が行ってしまった後にもよく降りました。しっとり濡れた中庭への陽射しがうれしい。犬や猫たちも心待ちにしていたことでしょう。
今日11月1日はワンワンワンで「犬の日」だそう。[doghouse]中庭の様子を注意深く観察するフクは今月20日で14歳。元気です。