京の街から 081031

竹林の中の別世界を写真に切り取るのはそう簡単ではありません。これは高台寺の山の上のお茶室から降りてきたところ。
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勝沼も秋 081030

通っているうちにすっかり馴染みの場所になりました。いいところです。トンネルをぬけると昨日は秋晴れ。勝沼ぶどう郷から塩山への車窓にひろがる色づき始めた葡萄畑の向こうには甲府盆地の靄が塊になっていました。
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ケニヤに水を 081029

日本に古くから伝わる上総掘りという井戸掘り技術をケニアの水不足に活かすためのボランティア活動に参加しています。昨日は資金集めのパーティ。ケニヤ大使のプレゼンテーションを日本語で説明しました。マラソン金メダルのサムエル・ワンジルさんの飛び入りにびっくり。私は原稿をつくって読んでいるだけですから通訳なんて無理。一瞬蒼ざめましたが、日本語で挨拶してくれて、ほっ。ケニヤの料理に音楽に踊り。楽しい一夜でした。
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photo by T.Suda

箱猫 [081028]

猫が陽だまりで気持ちよさそうです。日出時刻がついに6:00になりました。散歩時刻を太陽連動式に戻そうかな。
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秋の朝 [379]

今朝は秋らしいいい天気。庭の木々も少しずつ色づいてきています。
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猫のひととき [378]

「いつのまにか仔犬が戻ってきて、またお昼寝の場所を選ばなくてはならなくなってしまいました。おかあさんもおとうさんも元気が戻ったので、良かったかなとは思います。」
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しあわせな時間 [377]

膝の上のハヤ、惰眠をむさぼるフク、開かずの扉の前で待つクウ。やっといつもの[doghouse]に戻りました。しあわせな時間です。
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京の街から [376]

高台寺の庭。観る位置によって趣がかなり変わります。
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霜降 [375]

天気が崩れ始めました。幸いフクとハヤと散歩に出た時には雨が上がっていました。
虎は一区切り。ここのところ音信がなかった虎仲間2人から昨日相次いで電話がかかってきたのは、偶然ではありません。
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過ぎた日 [374]

昨日は10時から18時45分まで管理建築士講習。しくみとなかみの惨たらしさに居眠りもできませんでした。気分転換にランチは快晴の新宿中央公園を散歩がてら吟品へ。大西さんとの甲州ワイン談義はそこそこに切り上げて、また緑の中を会場に戻りました。えらい。せっかくさっぱりしたのに、次は不愉快な事例を並べるなどしてさんざんに脅しておいての入会勧誘。当事者たちが出てきて講師をやっているのだからおおらかなものです。こういう体質をまず改めないと本質は変わりません。誤植だらけのテキストを直しもしないで売りつけるのも一般社会では考えられないことです。とにかく、悲しい半日でした。というわけで写真も別世界へ気分転換。先週末の基の南アルプス行から清々しい朝のショットです。甲斐駒と鋸岳の中間地点とのこと。いいなあ。
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photo by Moto Kinoshita

ハヤ還る [373]

ハヤが[doghouse]に戻ってきました。一週間ぶり。昨晩11時過ぎには珍しく一家全員が揃いみんなでハヤの快気を祝いました。デイベッドの下に隠れていたクウも引きずり出されて宴に加わりました。耳は寝ていましたが。
ハヤにとっては一週間は「数えきれない永い時間」。よくがんばりました。帰宅後先ずフクにぶつかっていったとのこと。やっぱり群れの生き物ですね。フクもいつもに増して元気になり、からだ全体で歓びを表しています。よかった。膝の上にはハヤがいないとね。警戒体勢のクウも写っています。
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寒露から霜降 [372]

朝起きると中庭のデッキがびっしょり。雨が降ったわけでもなさそうだし、朝露なのでしょうか。虎、久しぶりの快勝。意外に今日もいけたりして。
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「ハヤちゃんどうしたんだろう。いるとうるさいけど、いないとさみしいなあ。」

ハヤ元気 [371]

5日ぶりにハヤに会ってきました。超元気。ケージ生活からの解放を全身で訴え、常ならぬ声を発していました。もうそろそろ家に帰れそう。状況は直美から聞いてはいましたが、自分の目で見て、いろいろな意味で安心しました。よかった。
夜になっても気持ちのいい天気で、戸は開け放たれたまま。太田益美さんデザインの2つのパーツに分かれたグラスに胡蝶蘭が似合っています。
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犬物語 [370]

事務所近くでのランチの定番になっている吟品の常連で時々建築談義などにおつきあいいただいている翻訳家の大西央士さんのホームページに犬物語というコーナーを発見しました。大西さんが翻訳した犬が主人公の小説が3冊紹介されています。大昔のアメリカ製テレビドラマのページもあります。
ハヤはまだ戻ってきません。ハヤの留守で生き物テリトリーが少し変わりました。クウがゆっくり寛いでいる姿をそこここにみかけます。
今日は仕事。出かける前にハヤのお見舞いに行こうかな。
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京の街から [369]

高台寺の山門にいたる階段です。誰にでも昇りやすいかどうかはわかりませんが、いい雰囲気です。
ところで、ダニ・カラヴァン展で講演を聴いた詩人の平出隆さんは階段について一家言以上のものをお持ちで、ついに「素直な階段」の数式を発案してしまわれたのだそうです。
「一段の奥行きをT、一段の高さをRとしたときT+0.135×Rの二乗の値は60〜70」
面白い人ですね。
ハヤはまだ耳下腺にトラブルがあって戻ってきていません。動物病院の中を元気に歩きまわっているそうです。
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[doglog]一年 [368]

2007年10月17日にひょんなことから[doglog]を始めて一年になりました。一日も欠かさずというのが取り柄かな。[366]になっていないのは10月24日11月4日に一日に二回目の飛び入りがあるため。10月24日のDylanのアメリカ公演のスナップは感激だったな。本物が観たいな。2009年2月はどうかな?この一週間の一日平均クリック数は1307になっています。みなさん、ありがとうごじます。おーたさん、ultramomoさんはじめコメントにもはげまされています。
ハヤの手術は無事終了。悪性の腫瘍等はなく、最悪の事態は回避できそうです。まずは、よかった。
写真は昨晩の満月に叢雲。今朝は快晴ですが。
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膝の上のハヤ [367]

私がここにいる時はハヤがいつもこうして膝の上で寝そべっていました。フクは泰然自若、クウは神出鬼没。そばでちょこちょこしているのがハヤだったので、ハヤがいないと[doghouse]はかなり静かです。あんな小さなからだで、片眼摘出という大きな試練。負けるなよ。待っているから。
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私のお気に入り [366]

私が家にいる時はいつも私の膝のうえにいたハヤ。彼の姿がないだけで[doghouse]はとても寂しくなってしまいました。絶対安静ということなのでしかたないと思いますが、目が痛い上に、ひとりさみしくて、どうしていることでしょう。動物病院からひとり戻ってきた後に撮った、ここのところのお気に入りの写真です。
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ハヤ入院 [365]

やっと晴れてきて気持ちのいい朝ですが、ハヤは目の調子が悪くなって急に入院。フクとクウだけが気持ちよさそうに日向に寝そべっています。さみしい。今日は病み上がりのフクの「犬守り」をしながら[doghouse]でエスキス。高原のコテージのような爽やかな空気のなかを[Tell Tale Signs]が流れています。ハヤ、だいじょうぶかな。081013.jpg

ダニ・カラヴァン展 [364]

八雲の母のところへの道すがら世田谷美術館のダニ・カラヴァン展へ。大地に打ち込まれたかのようなコールテン鋼や白コンクリートとは違って、梯子や黒い円錐は「インスタレーション」となって美術館におさまっていました。都市スケールの模型と舞台セットのミニチュアのほうに気持ちが動きました。平出隆さんの講演「丘・パサージュ・階段<ベンヤミンへのオマージュ>をめぐって」を聴けたのも収穫。ここまでは読めていなかったな。建物から公園に出ると雨雲はすっかりなくなっていて、しっとり濡れた木々の緑が正面からのまぶしいほどの陽光に浮き上がって、ここにはここの場が存在していました。081012.jpg

もの想う秋 [363]

虎、あっけなく終幕。想定内とは言え、さすがに、がっかり。負け方もあるやろ。
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幸い仕事で忙しく、遅く帰宅。ダウ・ジョーンズ以外の外部情報はすべてシャットアウトして、特別休肝日とし、[Tell Tale Signs]の世界に逃げ込みました。こちらは、手応え十分。そう言えば、木曜のランチで一緒だったバイリンガルのアメリカ人にtelltale signsの意味を尋ねたところ、スーツにちょっと付着した血痕というような、物事が起こったことの痕跡、という説明でした。「秘密の痕跡」ですね。
金融危機。新聞報道は妙に冷静ですが、さすがに野球が一面で踊る余地はありません。読売新聞はどうなんだろう。

京の街から [362]

高桐院の庭でのショット。ちょっとしたところから違います。いいひとときでした。
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二軒家屋上 [361]

[二軒家アパートメント]でCasaBrutus10周年記念号のための撮影があり、最上階のペントハウスをお借りしました。竣工後6年が経過していますが外も中も中身も元気です。これは撮影の合間に撮った屋上のスナップです。
虎、141試合目で首位陥落。最終戦の中日戦に勝てば優勝なのに負けて、同率首位なのに対戦成績の差で優勝を逃すという最悪のシナリオが永年の虎ファンの脳裏には浮かび始めていましたが、その可能性もほとんどなくなりました。やれやれ。081009.jpg

薔薇に寒露 [360]

昨日に続き[doghouse]の前に置かれているバラ。接写してみましたが、私にはこの程度がせいいっぱい。
昨晩は予報より少し早く夕刻より雨。珍しく虎らしい先取点を挙げたところが雨で中止。ということで今夜読売と81勝56敗3分相並んでの決戦となりました。ここまで逃げ逃れてきたのはあっぱれ。追いつかれてからの8試合は両者まったく同じ成績。意外にいけるのかもしれませんが、見ていられません。今夜も仕事だ。
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秘密の暴露 [359]

今朝は晴れ。[doghouse]の前のバラもこんなにきれいに咲いています。フクもハヤも一緒に出てきました。
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本日10月7日Bob Dylan の新作?発売。Tell Tale Signsというタイトルを最初に目にした時にはその意味がわかりませんでした。秘密の暴露というような意味なのだそうです。英語の語彙には少しは自信があったのだけれど・・・。お蔵入りになっていた曲を中心にライブ録音8曲を含めて90年代以降の39曲が3枚のCDにおさめられています。28曲も含まれているヴァージョン違いの表現方法の振幅が同じ曲とは思えないほどに大きいのが驚きです。歌詞の一部だけが同じで別の曲に変わっている大変貌もあります。ディランの音楽のルーツとなっている曲も含めて彼の創作過程の秘密を開示するというのがこのコンピレーションの表向きのテーマになっています。一見、コアなファン向けの企画のようですが、曲の多くは新曲といってよい完成度で、理屈抜きに聴かせてくれます。編纂された一群の音楽が、ローリング・ストーン誌の評にあるように、行き先の定まらない今の世の中を表象していると感じられるところが67歳にしてなお現役の表現者の真骨頂です。

フクの足袋 [358]

左前足と右後足に足袋をはいてもらいました。がっちりマジックテープでとまっていて、今のところ自分でははずせません。なかなかお似合いで、ちょっと人間っぽくも見えます。退院以降、みんなの関心が集まっているおかげか、毛並みもしっかりしてきて生き生きとしています。血液検査の諸データは完璧で、特に歯の状態が抜群で、腫瘍の存在以外は極めて健康とのこと。生ききることができますように。がんばってね。
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散歩道の家 [357]

[237][311]に登場した堀部安嗣さんの住宅の足場が取れました。ブルー・シートの暴力的色彩が消え去って落ち着きが戻ってきました。環境に馴染んでいます。後ろにある擬洋風の品のない物体が見えにくくなったのも好ましい。フィックスのピクチュア・ウィンドウ+木パネルの通風窓+庇の開口がいいですね。
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虎、もがいています。にわかに崩れ落ちてしまわないところは、これまでとは違っています。優勝を争っているいる球団と戦意喪失の球団が戦っても試合になってしまうところがプロ野球なのでしょう。見ていられません。幸か不幸かTVは有料放送しかありませんでしたが。

フクの包帯 [356]

1月8日の[doglog]に登場した[core]で買ってきたフク用の包帯です。かわいいでしょ。包帯などものともせず傷口を舐めくずしてしまうのでフクから目が離せません。直美と交替で密着しています。のんびり家にいて犬の気配を近くに感じているのもいいものです。けっこう仕事もはかどったりして。音楽はBob Dylanの[Tell Tale Signs]。10月7日の発売を前にnprでボーナス曲以外の27曲を全曲聴くことができます。期待以上の佳曲揃い。はまっています。
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京の街から [355]

[341]で登場した高桐院のアプローチです。
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右に直角に折れ、左に直角に曲がると、建物の入口が現れます。庭の片隅が枠取りされています。
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マル君の家 [354]

竣工一年の[金沢文庫の家]へ。マル君が走り回っていました。子供たちにはお客様が。
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2台のプレーヤーを切り替えながら流れるアナログの音を中庭で楽しみました。夜があっという間に更けていきました。

フク戻る [353]

手術が終わってフクが戻ってきました。いつも一緒にいる生き物がいないと[doghouse]にぽっかり穴があいたような感じでした。まずはよかった。傷口をかじってしまうのでエリザベス・カラーなるものがつけられています。ケイト・ブランシェットですね。歩き回りにくいのはかわいそう。フクは専用ソファ、私はウェグナーのデイ・ベッドで一緒に眠りました。
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kinoshita
木下道郎 ・ 建築家
詳しくはworkshop-kino.com

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