230 雨・緑・シクラメン

よく雨が降ります。植物は元気そう。濡れた緑にシクラメンがよく似合います。
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229 キューバの旅から

タクシー・ドライバーのミゲールさんとお母さん。
ハバナ・ニュー・タウン泊のうち一日はタクシーを借り切ってヘミングウェイ由来の場所をまわりました。その時のドライバーがミゲールさん。英語が通じるので、道すがらいろいろな話を聞きました。前々回のナンバー・プレートのはなしもその成果です。元社会学者で現職がタクシー・ドライバー、もちろん国家公務員で月給はなんと米ドル換算$9.5というから驚きです。我々の貨幣価値ではかると当然物価は猛烈に安いわけですが、不思議なことに観光客はその恩恵には全く預かれません。観光客が使う通貨と現地流通通貨が完全に分けられているからなのでしょうか。
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228 また雨

また雨。フクだけはなんとかちょっと散歩をさせました。降り込められてしまって3匹が集まっています。
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227 ぺちゃくちゃナイト

「お風呂で洗われてしまった後、やっと落ち着き始めたところ。どんなにきれいになっても、おそいかかってくる水にものすごく緊張してしまって、シャンプーはイヤです。
緊張と言えばおとうさん。今夜ぺちゃくちゃナイトという集まりでプレゼンテーションをするのだそうです。スーパー・デラックスというかっこいい名前のところで20人が20枚のスライドで20秒ずつおしゃべり。20×20×20、おもしろいですね。開演までもが20時20分。みんなで楽しむところみたいですよ。」
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226 猫木戸

「中庭の西端にある小さな木戸がわたしの出入り口でした。ここから外に出してもらってお向かいにアジをもらいに行ったりしていました。どうしてか最近は開けてもらえません。ここに座って飽きるまで鳴いているのですがダメです。」
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225 擬態

撮影の終盤には雨も上がって、あっという間の片付けの後、庭の観察。バラの枝に擬態している面白い虫を見つけました。これも何か蝶の幼虫なのでしょうか。そんなことをしているうちに虎がまた逆転。ぺちゃくちゃナイトのリハーサルがなかなかできません。
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224 甲子

「上高田の家」の工事契約で平成建設訪問。坂茂さん設計の石神井公園の集合住宅の一角にあります。狭い変形敷地にギリギリの予算でRCに挑戦してなんとかここまで辿り着きました。廊下も階段もすべて屋外になった二階建て住宅で、年内に竣工予定。
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午後は谷内田さんの中延の集合住宅見学。江古田乗換えで都営地下鉄一本で行けることを発見。江古田の蕎麦屋「甲子」に寄りました。お酒は控えて冷たいとろろそば。大振りの椀にはいった絶品の蕎麦に少な目の出汁、そしてナメコ、青菜、おろし、蒲鉾、柚子。蕎麦も雰囲気もお酒もつまみもすべて納得の「甲子」の一押しです。
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今朝は10時からドッグハウスで取材・撮影。キッチンの本ということでパエリアを作りました。朝から準備に追われて[doglog]のアップは遅れました。ほっと一息というところです。これから新聞で虎の逆転劇を反芻します。

223 ジューンベリー

もうすぐ六月。ジューンベリーがだんだん色づいてきました。鳥たちも心待ちにしていることでしょう。
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222 キューバの旅から

ハバナ旧市街はホテル、飲食店、住宅などが混在しています。路地よりは幾分広いくらいの道路が縦横に走っていて、観光客で賑わう通りもあれば、このようにちょっと物静かな通りもあります。果物売りの屋台に並んでいるのはバナナとパパイヤだけで、バナナはバラバラに売られていてあまり元気がないようにも見受けられます。詳しいことは分かりませんが、アメリカの経済封鎖とソビエト崩壊のせいか、街の経済状態はかなり厳しいようでした。
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221 僕のボール

「これは僕のボール。投げてもらって取ってくるのが大好きです。この日は中庭でやってもらいました。フクちゃんと一緒に競争する時は絶対に負けません。」
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220 Shakespeare

バラは満開です。これはWilliam Shakespeare 2000という品種。なんとも言えない奥深い赤です。だんだん紫色味が強くなっていくのだそうです。
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219 大雨

朝から大雨に強い風。睡蓮鉢の水が溢れてしまっています。これだけ激しいとさすがに散歩は無理。犬たちは困っています。予報どおり昼頃までに上がってくれるといいのですが。
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218 檸檬の花

やっと一つ咲きました。でもあまり元気がありません。今年は天候が不順だったし、多くは期待しないほうがいいのかもしれませんね。
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217 檸檬・アゲハ・雀

アゲハが檸檬の葉に留まっているところを捉えることができました。またタマゴを産み付けているのでしょうか。この少し後には雀が一羽飛来して檸檬の枝を飛びわたっていました。幼虫が狙われていたに違いありません。厳しい自然の摂理なのでしょう。
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216 スライド会

MDSの森清敏さんと川村奈津子さんがワークショップでスライドを見せてくださいました。アメリカ西海岸の建築。Kahnのソーク、ブレード・ランナーのブラッドベリー・ビルなど26年前のアメリカ一人旅を思い出しました。新しいもので一番はKoolhaasのシアトル図書館でしょうか。MDSブログでも紹介されています。スライド会はカリフォルニアのピノ・ノアールや浦霞純米もあって大いに盛り上がり、久しぶりの三鷹行き終電モード。1時1分目指して新宿駅まで歩いて、接続待ちで結局1時14分に発車しました。最後はやれやれ。
修学旅行の桃子を見送って、散歩を済ませて、ほっと一息の朝の情景です。
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215 キューバの旅から

中古のアメ車や荷台に人を乗せたトラックに混じってソビエト製の胴長トレーラー・バスも走っていました。ピカピカの車はほとんど見かけません。キューバは社会主義の国、当然のことながら車はほとんどが国有ですが若干の例外もあって、ナンバー・プレートの色で識別されています。blue一般に貸し出されている国有車。yellow高級役人、芸術家、野球選手など特権階級による例外的個人所有。black外交官用。orange外国人の一時使用で帰国時には国に返却。green軍関係。
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面白いのは、青いナンバー・プレートの運転者が求めに応じて乗客を同乗させなければならないというルール。ヒッチハイクでどこにでも行けるとしたら、こんなに素晴らしい仕組みはありませんが、需要と供給のバランスがとれているとは言えないようで、通勤時間のハバナ・ニュー・タウンの道端にはこうした人溜まりができていました。ちなみに一人乗りで通過すると課税されるチェック・ポイントも用意されているそうです。
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214 Here comes the sun

やっとお天気。これがほんとうの五月です。冷たい雨を耐え抜いてアゲハの幼虫も元気。移動速度は予想外に速い。残念ながら檸檬の蕾は半分くらいは落ちてしまいました。
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213 今日も冷たい雨が

「上高田の家」のクライアントご夫妻には先を越されてしまいましたが、「アイム・ノット・ゼア」観てきました。6人の俳優がディランを演じているという触れ込み。実際はそんな単純なプロットではなく、ディランを手がかりに創り出された7人の登場人物を6人の俳優が演じ、しかも時系列はむちゃくちゃという大変複雑な構成。ディランをネタにみごとなトッド・ヘインズ作品に仕上げられていました。お見事。
無数の予備知識が頭の隅々にまで散らばってしまっているディラン・ファンとしては、入り混じる虚実、飛び交う暗喩隠喩に眩惑されて、映画そのものを楽しむことを忘れてしまいそうな、濃密な135分。思わぬ収穫は大音量高音質で聴くディランの音楽のディテールにあらためて感動したこと。納得の時間でした。
今朝も外は冷たい雨。これでは檸檬も苦しい。A Hard Rain's A-gonna Fallは映画では使われていませんでした。
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212 羊毛ラグ

「おかあさんがつくったラグが最近のお気に入りです。動物の毛でできているので、こうして横になっていると、とても気持ちが落ち着きます。イヌの毛ではないと思いますが・・・」
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211 五月のバラ

五月とは思えない冷たい雨でした。散歩にもでられないし、犬と猫のほかはみんな出かけてしまったので、のんびりエスキス三昧。オリジナルに近い形に組み替えたBlood On the TracksなどBob DylanをBGMにTV画面は虎、そして自家製のミント・ティー。気持ちよく手が動きました。築100年超の民家と集合住宅の複合建築計画。なかなか難しいプログラムなのですが、容積完全消化とかいういつものクセを払いのけたとたんに回答が見えてきました。午後には雨が上がって、気分転換にバラをスナップ。直射日光がなく光量も控えめでしっとりとした写真になりました。これはライラック・ローズだそうです。
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210 ディスクドッグ

「ディスクドッグ・ショウには興奮しました。ドッグランでのイベントでボーダー・コリーたちが鮮やかなキャッチングを披露。僕だってできると思うと、夢中になってしまって、からだがどんどん前に出ていってしまいました。頭をぐいぐいネットに押し付けているうちに、どういうはずみか、頭よりはるかに小さい穴を貫通。抜き差しならなくなって、係員さんが駆けつけてネットを切断する大騒ぎ。恥ずかしい。」
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209 ドッグラン

「久しぶりにドッグランに連れていってもらいました。前回は、仔犬はいなかったから、そうとう昔のことです。たいして広いところではないのだけれど、自然な起伏もあって、まわりは森で空気はいいし、野放しで走るのは最高でした。この姿、11歳には見えないでしょ。」
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「1歳のやんちゃなボルゾイには負けました。」
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「おとうさんは新緑の中のヤマツツジのピンクにも感動しているようすでした。」
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208 キューバの旅から

どこに旅してもジムとプールにジョギングという友人が旅の一行の中にいて、旅程の半分がハバナ・ニュー・タウン泊になってしまいました。まわりには「街」はなく、同じようなプール付のアメリカ式大型ホテルが大きなブロックに一つずつ。食事も雰囲気も完璧にアメリカ式で、中にいる限りキューバまで来ていることを忘れ去ることができます。旧市街まで車で出る以外なにもすることがない私は、おかげで朝の散歩の足が伸びて、こんな光景がカメラにおさまりました。ハバナ市民の日常の正直な一コマかもしれません。
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207 swallowtail

山吹色の珠がほどなく透明に変わるところまでは見届けていましたが、ついに透明の珠から幼虫が這い出した直後を捉えました。
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ちょうどその時アゲハ蝶がとんできたのはただの偶然でしょう。クロアゲハではない普通のアゲハでナミアゲハともいうようです。
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206 dog’s-eye view

やっぱり天気が一番。天気予報大はずれの悪天候が続いた後の五月晴れ。気持ちよさそうにデッキに寝そべる犬たちのまねをしてみました。バラの鉢が大きく見えます。
ultramomoさんのお勧めもあって、アゲハの幼虫の間引きはやめましたが、よくやってくる鳥のせいか、強かった風のせいか、隠れてしまったのか、姿が見えなくなっています。
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205 山際の連なり

連休の渋滞の隙をついて河口湖のドッグランまで車で出かけました。ちょっと寄り道した富士山、気温5℃深い霧に包まれ嵐のような雨風の五合目から降りてくると一合目あたりで河口湖方面の眺めが開けました。雨雲が激しく流れる中の一瞬のショットです。
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204 クウのひとりごと

「家の前の植え込みに身を潜めて、お向かいの小林さんを待っているところをおとうさんに見つかったので、そっぽを向いてしまいました。小林さんは新鮮な豆アジを用意してくれるので大好きです。」
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「これはわたしではありません。」
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203 檸檬いきいき

檸檬の若葉がこんなに伸びてきました。近づいて見ると其処ここに幼虫がいます。クロアゲハでしょうか?少し間引かないと葉っぱが食べつくされてしまうのでは。
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なんとか接写してみました。
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一方タマゴもまだあります。
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202 ジャスミンに雨

柔らかい雨がまだ残っています。何故か一斉には開かないジャスミンの水滴がきれいです。路面はびっしょり。今日は休みだから散歩ももう少し遅らせましょう。
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201 キューバの旅から

話で聞いたとおり、大昔のアメ車が現役で走り回っていました。
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200

去年の10月17日に始めた[doglog]。今日5月1日で200本。一日も休まずにここまで続けられるとは思ってもいませんでした。見ていただいた方のさまざまなリアクションや、思わぬ方からの『見ましたよ』のおかげだと思います。多くを語らず写真で勝負、が性にあったのでしょう。楽しくやっています。これからもよろしく。
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写真はハバナ旧市街の猫。三鷹の塀の上の猫と同じシンメトリー対置。猫族はこういうのが好きなのでしょうか。

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kinoshita
木下道郎 ・ 建築家
詳しくはworkshop-kino.com

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