永井荷風の定番を真似てみました。濃いめにつかった新香を主体にカツもグリンピースもあてにしながら菊正宗一合。仕上げにかつ丼とシジミの味噌汁。満足。その昔、粋な店だった名残がところどころにある
大黒屋でした。
山珍居ランチメニューから。どこにでもありそうな燒賣ですがさすがにしっかり。付け合わせはキャベツときゅうりの漬物とザーサイ。この日の汁には椎茸も入っていました。どうして「賣(売)」なのかはわかりませんが、佐賀の老舗
中央軒では「焼麦」と標記していて、ホームページに麦でできたものを焼いたものの総称との説明があります。Wikiには北京語では「シャオマイ」と発音し、同音の「燒麥」の字を当てる場合があるとの記述があります。「麥(麦)」なら画展がいきます。英語のWikiのShumaiの項ではHuhhot shaomai、Cantonese siumai、Japanese shuumai、Indonesian siomay、Philippine siomaiなどアジア各地のヴァリエーションも紹介されています。
cochin nivasの評判は上々のようで、ランチタイムは行列ができていることも多く、今回はお気に入りのバスマティ・ライスが売り切れ。で、珍しくパロタをキーマ・カレーで食べてみました。南インド特有のデニッシュ風粉モノで、ナンよりも油分が多く柔らかい感じ。キーマにぴったりでした。
山珍居ランチメニューから。焼き飯というよりもう少しコクのある味付けでしかもしっかり炒められた独特の炒飯。冬瓜の入ったスープはあっさりしていて絶妙のバランス。「特製烏魚子入り炒飯」もいつかはトライしてみたいものです。
長崎の旅2011年10月¶狭い国なのにどこに行ってもその地の旨いものがあるのがうれしいところ。長崎でも早くも行きつけのお店がひとつ。その
武蔵で今回の旅を締めました。ここであつかっている魚は天然の地物だけ。品書きがあるにはあるのですが、ありつけるものはほとんど成り行きで決まります。今回のメインはハコフグ。これは初めてでした。固い殻?を器代わりにほぐした身と胆とタマネギを詰め、蒸し焼きにする五島列島の料理だそう。淡白な身が胆とタマネギのうまみでほっこりと仕上がり、写りはよくありませんが、なんとも言えない美味。むちゃくちゃに焼酎が進みました。刺身は中央の活けづくりのフエダイとその左のコロダイが長崎らしいかな。ほかも「じげもん」ばかりで、きちんと締めてあって、文句なし。もう一品はフグ仕立ての豆腐なべ。長崎は豆腐もおいしいところで間違いなくおいしい。残りを雑炊に仕上げてこれで締めと思った後に出てきたフエダイのお椀も絶品でした。