猫のクウはうちの娘が嫌いです。娘が小さかった頃「お人形」のように「可愛がられた」のがトラウマとなっているようです。クウは仔犬のハヤも嫌いです。見境なく追っかけまわすからです。じゃれあっているのかと見ているとハヤの口に猫の毛の束がはさまっていたりするので、思わず声をあげてしまうこともあるほどです。だから、朝早く娘もハヤもまだそれぞれの「家」から出てこない頃、クウは思う存分羽を伸ばして自分の時間を過ごします。私はエサのおじさんだから好かれています。起きたばかりのフクにちょっと挨拶をした後、部屋の隅から隅あるいは中庭の端から端へと、足が一本足りないのが信じられないような速さで行き来するのが習慣。その一瞬が運よくカメラにおさまりました。
陽だまりのハヤ。この前の土曜日、昼前までは、寒い、という感じの曇天だったので、突然の陽ざしは、みんなうれしかったようです。こうして見ると小さな生き物なのだなあ。
秋の気配になって気持ちいい朝。まだ仔犬も起きてこないし、のんびりくつろいでいます。
誇り高き犬たちが続いたところで我が家の仔犬も登場。おかあさんのお出かけを見守るハヤ。出かける前のひとときの密着行動が一番たいへん。置いて行かれることがほぼ確実となると中庭にまわって格子戸の隙間から示威行動を繰り返します。この写真はもうほとんど諦めかけたところ。遠くに行ったらしいのはすぐに解るらしく、諦める時は早い。近くにいる時は玄関のほうでずーっと待っています。昨日の犬とは風格が違うけれども、かわいい。
犬主演の広告が登場した勢いで「おとうさん」も登場させてしまいましょう。これもよくできたコピーだなぁ。人間には国境はなくせない、と読むのだろうな。
courtesy of softbank
居住空間デザインコースの講師仲間渡辺康さんが
天野祐吉さんのブログに載っている「犬に学ぶ」を教えて下さいました。ラブラドールと芝、絵になっていますが、コピーがなければただの写真。新聞見開きの広告だったそうですが、見落としていました。見事な意見広告です。この世界も面白そうだな。
courtesy of amano.blog