[シャトー・メルシャン|ワイン・ギャラリー]。ここで生まれたワインを陳列する棚。ラベルがわかるように1本は立てて、残りは寝かせて置くようにデザインしました。休日は売れすぎてすぐ空になってしまうため、少しでも多く並ぶように、全部立てられています。大切なワインが空間の中心になるように、ここに自然光が間接的にふりそそぐ設計になっています。
[ワイン・ギャラリー]の見どころのひとつが葡萄棚です。周囲の葡萄畑の棚を支える「束杭」よりはかなり太めの鋼管が林立します。この林立は建物の内部にまで連続し内部では構造の一部になっています。葡萄はもちろん「甲州」。3年ほどで中庭全体を覆い尽くす予定です。竣工時期の影響で植物にはあまりありがたくない真夏に植えられて苦戦していましたが、ここまで伸びてきました。ワインを楽しむテーブルが中庭全体にひろがるのが楽しみです。
山梨県建築文化賞の審査立会で勝沼[シャトー・メルシャン]へ。平日の昼下がりにもかかわらず、[テイスティング・バー]が賑わっていたのにびっくり。秋の風が心地よく抜けていく中庭で暫し腰を落ち着けました。遠くの山並みを背景に、ゆったりと空を舞う鳶、数羽で群れながらめまぐるしく上昇下降を繰り返す名も知れぬ鳥。暑さをすっかり忘れさせてくれる風に頬を撫でられながら、ゆっくりと時が流れて行きました。私の写真では風は見えない・・・かな。
[doghouse]に戻った時、竜を1点差で追う虎は9回裏2アウト無走者。そこからドラマが始まり桧山で同点。11時半までかかって結局引き分けに終わる泥試合をじっくりと楽しんでしまいました。野手を使い果たし投手が外野を守ったのはご愛嬌。打者が変わる度に左翼右翼と位置を変え球を避けて難を逃れました。そう言えば草野球では一番守備の危ないヤツが右翼だったなあ。首位死守。いい一日でした。
勝沼のワイナリーは正式名称は[シャトー・メルシャン]に落ち着きました。遅ればせながら
workshopホームページにもアップいたしましたのでご覧になってください。左の建物が[シャトー・メルシャン|ワイン・ギャラリー]。右に見える木造建築が築100年の[シャトー・メルシャン|資料館]。新旧建築の間にぶどう棚が架かります。
photo by Isao Imbe
[シャトー・メルシャン]
TEL 0553-44-1011
9:30-16:30
火曜日定休
ネットで住所検索する時は
[シャトー・メルシャン|ワイナリー]:山梨県甲州市勝沼町下岩崎1425-1
[シャトー・メルシャン|ワイン・ギャラリー]:山梨県甲州市勝沼町下岩崎1110
大学生の息子と二人で勝沼のシャトー・メルシャンへ。
ワイナリー・ツアーを実際に体験し、ワイン・ギャラリーで「客として」テーブルにつき、ワインを楽しんできました。予想以上の混雑ぶりに、ほっ。
すくすく伸び始めた「甲州」。ブドウ棚は3年で完成の予定です。右は説明付きで見学した垣根式の祝村ヴィンヤード。シャルドネとピノ・ノアール。
ちょっと心配していたランチ・メニューも先ずは及第点。北信シャルドネ、桔梗が原メルロー、城の平カベルネ。このテイスティング・セット¥1,000はお買い得です。満足。二人とも10種類強を試飲?しました。
帰りは大月の「吉田のうどん」で一服し、団体専用列車をやり過ごし、「ホリデービューやまなし」にも乗って、
calvetでしっかり締めました。息子と楽しむワインの一日、感無量でした。虎もデーゲーム10連敗を止めたし、よかった。よく飲んだな。
勝沼「ワイン・ギャラリー」の向こうにはブドウ畑がひろがります。テラスも共用の椅子にはベルトイヤを選びました。