ちょっと後悔

おいしい写真が続いていますが、仕事の合間のできごとです。この日曜日は午前中に西荻窪で打ち合わせがあったのでこれ幸いと「鞍馬」へ。柚子の香りの冷たいとろろ蕎麦。地鎮祭の日取りも決まって一杯、は思いとどまりました。家に戻ってもフクはいないし、子供たちも遊んでくれないのだから、しっかり飲んでもよかったのになあ。
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太古福

蕎麦の激戦区三鷹の駅前に新登場した「太古福」にやっと寄ることができました。ただしランチで「とろろ蕎麦ごはん」。思ったとおり、蕎麦合格。納得のいく蕎麦屋の昼食は量が少ないため後で後悔するものですが、ここはお代わり自由のご飯付きでうれしい。とろろが別椀なので、とろろ蕎麦ととろろ丼の両方が楽しめます。宮城の酒蔵との縁もあって酒にも力を入れているようです。売り切れ仕舞いなので帰りに一杯は難しそうだから、休みの日の昼下がりに来てみようかな。
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鞍馬 とろろ蕎麦

あっという間に梅雨になってしまいました。今年に限っては雨が厭わしい。でも庭木もしっとりと濡れて、真っ赤になったジューンベリーにたくさんの鳥たちが賑やか。警戒は怠らないから写真にはなかなか撮れません。街に出ても雨。「鞍馬」も雨。前の日楽しく飲み過ぎて昼になってもお酒には手が出せず「とろろ蕎麦」になりました。これもまたおいしい。
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鞍馬 おろし蕎麦

西荻窪で打ち合わせが昼前に終わってこれ幸い。暫く無沙汰をしていた鞍馬に寄りました。汁ものの気分だったので珍しく「おろし蕎麦」。山盛りのカイワレの真中に大根おろしが柚子皮を添えて載せられています。薬味はおろししょうが。黒胡椒を少し振りました。子供や猫には通用しない風味です。ここの蕎麦はもちろん「せいろ」が身上なのですが、こうした種物も侮れません。満足。調べてみたら10年振り。\50しか値上がりしていませんでした。
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にこら

修学院離宮から桂離宮への移動。あいだに挟まる昼食の設定に骨をおりました。同行の中には京都でさえもカレー、ラーメンといった「日常」を好む人がいるのです。綱の引き合いは移動のタクシーの運転手さんのお薦めで想定外の掘り出し物に落着。町屋を改装した蕎麦「にこら」は、賀茂ナスの煮びたしにナンプラーが潜んでいたり、いちじくに絶妙な味噌があわせてあったり、漬物に山椒を散らしたり、先ずはつまみから技あり。蕎麦は十割で、冷やし方がわずかに甘かったことを除いては、納得の出来でした。手慣れたデザインの落ち着いた空間には、店名の由来であるニコラ・ド・スタールの絵がふと置かれています。奥の坪庭に出て洗面所という構成もいい。よく冷えた「黒龍」の盃が思わず進んでしまいました。後で学習してみると、どうでもいいことですが、ミシュラン☆とのこと。「日常派」には内緒にしておきましょう。
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蕎麦 地球屋

子供たちがまだ小さかった頃、休みの日によく遊びに行っていた野川公園のすぐ脇に、いつの頃か「地球屋」という蕎麦屋が出来て、おいしいという噂も幾つか耳にし、行ってみたかったのですが、なんと「12歳以下禁」。禁が解けた頃には野川公園まで出かける理由もなくなり、さりとて独りで車を使わずに行くには遠すぎるために、ほとんど忘れかけた存在になってしまいました。そこに5年に一度の運転免許書き替え。朝から自転車で出かけ、昼下がりに蕎麦で一杯がやっと実現しました。蕎麦もさることながら、地の野菜を使ったつまみがきりっとした黒龍(冷のみ)にぴったり。人格を棚上げしてやり過ごした午前の時間がきれいに吹き飛ばされました。
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「甲子」

連休の蕎麦はここ。久しぶりに[onze]オーナーご夫妻と「甲子」を楽しみました。締めの蕎麦はお気に入りの「とろろそば」。帰りには[onze]にも寄せていただいて成長ぶりを確認しましたが、お酒が入りすぎて、写真を忘れました。
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kinoshita
木下道郎 ・ 建築家
詳しくはworkshop-kino.com

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