尉鶲

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水仙群生地には飯田市から贈られた「麻積の里 舞台桜」が植えられている。すっかり葉を落とした味わい深い桜の枝に野鳥がさっと飛んで来たのを私だけは見逃さなかった。腹が黄色いから黄鶲に違いないとネットの画像を確認してfbにアップ。「しばらくして「鳥の達人」が尉鶲♂であることを教えてくれて訂正。うれしいコミュニケーション。

水仙

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「道の駅保田小学校」がある鋸南町の山側には佐久間ダム親水公園がある。湖畔の水仙群生地が美しかった。

記憶

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ロンドン在住の旧き友の里帰りに合わせて北山さんが「道の駅保田小学校」を案内してくれた。しっくりと町に溶け込んだ建築がみんなに受け入れられて賑わっている様を楽しんできた。プログラム優先のいい建築だ。上総の向こうの安房の土地の恵みが体育館から生まれ変わった市場に並んでいた。新しい建築を感じる60歳を超えた私たちには40年来の旧交の遠い記憶がふと蘇って感無量。アクアラインをくぐって東京に戻って居心地いい蕎麦屋で宴。酔いが進むに連れ、想い出がふつふつと輪郭を露わに。瀬戸の海に浮かべた鯛舟の記憶のディテールは3人3様。時は決して戻らないことだけは確か。この旧い縁に新しい縁がそっと絡み始めている幸せ。いい一日だったなあ。

己亥

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新年。つちのとい。音読みはきがい。冬は7時に家を出るとまだ朝陽だ。電線に居並ぶ椋鳥に真横から朝陽が当たってなんだか縁起もよさそう。今年がさらにいい年になりますように。

磯鷸

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2018年の最後の日。[doglog]の今年の平均一日クリック数は少し増えて5,622。みなさん、ありがとうございます。2019年も引き続き、よろしくお願いいたします。写真は今年の撮り鳥のハイライト。師走も押し迫ってなんと神田川で出会ったイソシギ。なんだ鶺鴒かと思いながらもズームしたら干潟にいるはずの鷸だった。夢中で撮影して若干遅刻した。所長は少し遅れ気味に出るのがいいとよく言われるが、それが苦手なままな性格が、これからの課題かな。fbにアップしてイソシギであることを「鳥の達人」に直ちに確認してもらえたのがうれしい。

犬の手

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年賀状切手貼りは師走の事務所の風物詩。今年はスタッフが多忙過ぎて犬の手しかなかった。休日の事務所にほぼ定時に出て、タックシール印刷から投函までを一人でやり遂げた。一人で400枚は思った以上にたいへんで11時までかかってしまった。一番難儀だったのは切手貼りで、普段のように2,3人でやればちょっとしたゲームのようなものなのだが、一人だとやる気を保ちつづける努力を怠ることができない。料金別納にしてしまえば簡単なのは分かってはいるのだが、お年玉付き年賀切手の習慣はやめたくない。かなり苦しい思いをして、いつもはスタッフに助けられていたのだなあと、うれしくなった。なんとかやり遂げたあと飲まなかったのも我ながらえらい(笑)。

キッチン5

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「キッチン5」は本格的地中海料理の店。オーナーシェフのKさんは毎夏1か月近くその方面に旅に出かけ新しい料理を食材と共に持ち帰って来る。何十年のあいだそうやって進化してきたメニューには地中海がぎっしりとつまっている。料理に自信があるから二軒目のバーがわりにしようとして叱られたこともあるが、きさくな居心地のいい雰囲気で、帰る間際にはグラッパと自家製リモンチェッロがでてきた。fbとは違うバージョンの写真もご覧ください。すっかり出来上がってしまってもう少しいれば始まったアカペラを辞去したのは覚めてから考えると大失敗だった。からだを労わりすぎたな。

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kinoshita
木下道郎 ・ 建築家
詳しくはworkshop-kino.com

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