[doghouse]のある通りのランドマークとなっている桜の古木に鳥が一羽。望遠で捉えるともう芽吹き始めているのがわかります。ここ二三日すごく冷え込んでいるけれど春の支度が始まっているのですね。

[doghouse]の屋根は中庭向きに傾斜しているので中庭には「大きな空」があります。空を視覚的に切り取る枠としての屋根は純粋な形状が相応しいと考えて敢えて雪留をつけなかったので積もった雪はまとまって中庭に落ちてきます。地鳴りのような怖ろしい音を伴う雪崩落は花壇の植物を傷めつけ中庭に出た居住者がたまたま直撃を受けると相当のダメージを受けることになってしまいます。生まれて初めて雪崩落に遭遇したマルは直撃は免れたのですが少なからずショックを受けたようで暫くおとなしくなっていました。ごめんね。


マルにとっては生まれて初めての雪。最初は戸惑っていましたが雪はどんどん降り積もり、マルもすぐに慣れて雪の上でおおはしゃぎ。翌朝すっかり凍った雪で2足歩行の散歩はたいへん。湿っぽい雪だったので道によっては轍がつくった50cm幅の路ができているのですがところどころ表面に氷の膜ができています。4速歩行2頭につながれているおかげで数度救われました。


年明け恒例の
居住空間デザインコース「宮脇賞」審査会。今年のゲスト・クリティックは山下保博さん。ゲストの学生思いの当意即妙コメントのおかげで審査が生き生きと進行しました。教え学ぶことの歓びを実感する一日。授賞式+懇親会の会場セッティングはこんな具合。学生たちとも大いに語り合い、うちの事務所にとっても大きな収穫が。

船橋市上空を東に向かって飛ぶヘリの編隊。自衛隊なのでしょう。どんな用事で飛んでいるのでしょう。木曜日には福島浜通り震度4の地震。闇に包まれたフクイチをつい心配してしまいます。青空が澄んできれいでした。

現場があるので毎週通っている国立にある昔からの店の一つが1954年開業の「ロージナ茶房」。そこの古参メニュー「ザイカレー」にはまりました。ひたすら牛を煮込んだ直球勝負のカレーに茹で卵の輪切りとディルピクルス。昭和モダンの匂いの残った空間にぴたっとはまっています。単純な一皿ですがどうしてもまた食べたくなってしまうのです。「ザイ」という不思議なコトバもいいかな。

