去年逝ってしまったフクを悼んで中学高校同期のIさんからいただいた
鉢植えの福桜が開花しました。盆栽のように設えられた鉢植えは、苔をマルに食べられないように、天に近い壁の上。フクはどうしているかな。時は止まることはなく、今日からワークショップには新入社員。来る人あれば行く人あり。19年間一緒に暮らしてきた長女の大学のための一人暮らし、始まりました。

DSC-HX30Vに搭載されている画像処理回路のおかげで、今までにない夜景色が記録されるようになりました。撮影者は構図だけ決めてシャッターを押すとかなり時間をかけて演算し仕上げてくれます。見慣れた写真とは趣が違って下手な絵画のようでもあります。儚い春の夜の朧を写し取ったことにしましょう。

いつもはブルーシートばかりが目立つ夜は寂しい新宿中央公園が、桜の満開と赤提灯のおかげで、楽しい街になっています。犬たちも待っているしここに寄ったことはありませんが、ただ歩き抜けるだけでも心持が違って、いつになくゆっくりと歩いています。

東京都目黒区八雲の住宅街の屋根の上に鷺を発見。Wikiでチェックしてみたら蒼鷺のようArdea cinerea jouyiコウノトリ目サギ科。河川、湖、池沼、湿原、干潟、水田などに生息するとあり、住宅街では珍しいのでは。迷子なのかもしれません。「鷺娘」は歌舞伎、「鷺とり」は落語だそう。そう言えば「鷺捕りのおじさん」は「銀河鉄道の夜」の猫おじさん。捕まらないようにね。fb:Michio Kinoshitaに遠景をアップしています。

国立の桜も満開。外観はどうにもならないJR国立駅ですが、下りホームからの望遠景だけは、よし。鳥も桜が好きな様子。花のあたりを啄んでいました。現場の行き帰りにふとこんな写真が撮れるのはDSC-HX30Vのおかげ。楽しんでいます。


去年の3月8日に[doglog]に載せた
雪害から立ち直った水仙。今年もまた雪が落下したうえに、穴掘りマルに荒らされるなどして、もうダメかと思っていたら、少し離れたところに一輪。まだ寒さも残る庭に黄一点が効いています。
