光が丘の銀杏並木。一斉に芽吹き始めた新しい生命に元気づけられるかのように、光が丘の集合住宅が生まれ変わります。一歩前進。よかった。

[doghouse]から巣立っていった長女の新しい暮らしが始まった清水へ。先ずは、駅前商店街で見つけた長い筍を撮ろうとカメラを構えたら、店番の女の子がすかさず姿を見せ、あまりの健気さに茹でたのを一袋買い求めるの圖。8歳だそうです。

福江島。旅の愉しみのひとつは地の旨いもの。対馬海流を泳ぐ地魚もよし、のびのび育った五島牛もよし。今回は
「日常派」は同行していないので、魚系牛系それぞれの昼飯処を地元筋に選定してもらっていましたが、何れも空港に近い南東部の町中。淡路島と小豆島の中間くらいの大きさの島に散らばるスポットを一日で回るために、昼は町から一番遠い北西部になってしまいました。町を出ると車にも人にも犬にもほとんど出会うことはなく、食べ物屋は皆無。そんな風景の中で異彩を放つ「遣唐使ふるさと館」が唯一の食事処のようでした。満席で30分近く待って、ただ一つのメニューが安ビジネスホテルの朝食のようなバイキング。お酒を呼ぶ雰囲気でないのは運転手にはむしろ幸い。鯵の南蛮漬けと五島うどんを楽しみました。私たちの税金が離島系補助金となってこういう風に結実するのは長い目で見るといかがなものかとは思いますが、地元にはけっこう受けているようではありました。

魚津ヶ崎近くの菜の花群生

貝津教会

水ノ浦教会の裏手の墓地
久しぶりの長崎。席はいつもの7A。嵐の前の富士山はまだ雪がしっかり残っていて勇壮でした。

高校同期、ということは少なくとも60過ぎ、が集まっての誕生会。私は参加者全員にささやかなプレゼントを用意することにしているのですが、安価でかつ喜んでもらえそうなものというのがなかなか難しく、しかも20個近く用意するのには、犬知恵が役に立ちます。前回は改装中の伊東屋に駆け込んで、紙袋を人数分貰って動物消しゴムを小分けしました。何日か経っていつものように都庁近くを脱兎している時に、その時の一人T君とばったり遭遇。「消しゴムありがとう」の一言がうれしかった。奇遇と言ってよい出会いだと思います、と書いたところで、その昔3人でやっていたワークショップ時代にたいへんお世話になり博多やバリに一緒に飛んだこともあるKさんのことを思い出しました。KさんとT君は某航空会社同期で、新人研修で2人タッグを組んだ仲。Kさんが航空機事故で不慮の死をとげられた後でそのことがわかり、奇遇に驚いたものです。ちなみにKさんの名前の綴りは私と同じ道郎です。

一番賑やかな住人が一人減ったさみしさを2頭の犬と1匹の猫が埋め合わせてくれています。12,3歳にはなっているはずのクウと誰でもいいから遊んでほしい10カ月のマルの出会いがしらのすれ違いです。
