長谷寺

近畿の旅10。奈良盆地の南東部から山を越えて伊勢に向かう初瀬街道の起点にあたる山里に長谷寺がある。街道から続く800mほどの参道の先に「山」。3本の登廊が折れ曲がりながら続いていくアプローチが印象的です。1976年6月に訪れた時は大学院生で、登り進んで行くに連れ劇的に変化する視界を連続的に記号化する試みのお手伝いをしました。若かった。
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文蔵

最高気温38.3℃最低気温30.4℃を記録した11日。こんな日こそ「文蔵」と閃きました。案の定一席だけ空いていて、初めて待たずに着席。暑いということもあり定番と言われるつけめんを選び、「月一規定」を考慮して煮玉子、チャーシュウなどが賑やかにのった「丸得」。およそ一年ぶりの文蔵は、大将夫婦の心意気微塵も変わらず、やはり満足でした。外に出ると数人の行列。ついてただけなんだ。
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近畿日本鉄道

近畿の旅9。名古屋から伊勢経由での奈良への道程は近鉄。7歳まで関西で過ごした鉄道少年にとって近鉄のビスタカーは眩しいあこがれでした。「上六」から出るその特急の終点であった「宇治山田」の名が脳裏に深く刻み込まれています。近鉄の支線の数は西武の比ではなく細かい分岐点が無数にあり乗鉄には応えられません。名古屋線、山田線、大阪線の結節点である伊勢中川駅は中央の3本の線路には両側にホームがあって両方のドアが開きます。JR新宿駅がこうなっていたら便利だろうなあ。話題の観光特急「しまかぜ」に出会えなかったのは残念。大阪線から橿原線に乗り換え奈良線に乗り換えるところで携帯が鳴動し「奈良県で地震発生」。少し電車が止まった程度でしたが、どこか釈然としない誤報でした。ある専門家から、地域は違いますが、この八月が危ないと耳打ちされていたので、一瞬あせりました。
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横丁駆足

近畿の旅8。伊勢での内宮と外宮のあいだにはゆっくり昼食の間がなく喉の渇きを癒すのを優先して伊勢角屋麦酒のブラウンエールで鰻肝串。よかった。「おかげ横丁」もおもしろそう。猫が腰を抜かしそうなのが「冷やし胡瓜」。
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青春18きっぷ

初めての青春18きっぷで2度目の清水。昼前に出て帰宅は深夜。ワインがほしくなる気の利いた駅弁がランチ。夜は娘のおすすめの若者鮨屋。楽しい時間を過ごしました。往復\2,300はお買い得。あと4回使い切れば、の話ですが。ま、ゲームですね。
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鳩二羽

山鳩の不思議な鳴き声に上を見上げると番いが仲良く。望遠コンデジならではの一枚です。
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鵜一羽

鷺がいた勾玉池の遥か上部の朽ち樹には鵜(のような鳥)一羽。私には近寄り難い場所かと畏れていましたが、百聞は一見にしかず、空間は概ねおおらかに開かれていました。正式名称は「神宮」で、外宮内宮を中心に伊勢の町に展開する125の宮社の総称とのこと。
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kinoshita
木下道郎 ・ 建築家
詳しくはworkshop-kino.com

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