膨軽鴨番

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軽鴨一羽膨らんで片脚で昼寝をする隣りの杭と合わせて番い

天空群舞

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真っ青な空に散らばる瞬きを引き寄せてみれば空舞う百合鴎の群れ

輪掛本青鸚哥

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パーシモンホールの北側の枯れ木にとまっていたのはインコ。本名はワカケホンセイインコと長い。花と鳥の組み合わせが続いているので何日か前の洗足池畔での写真にします。

染井吉野鵯

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もう咲き始めている桜をねらっていたのはヒヨドリ。珍しく単独行動でよほど蜜が美味しいのか警戒心も薄れ撮りやすかった。

繍眼児

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この前の日曜日は珍しく遠出をせず電車に乗らなかったが駅前までの買い物散歩は遠回りをして鳥たちとの出会いを楽しんだ。工事中のためいつものルートの通り抜けができなくなっているパーシモンホールのおそらく桜の一種の赤い花の蜜をすっていたのはメジロ。こんな難しい漢字もある。

横浜美術館

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南沙織に惹かれて[篠山紀信 写真力]展の横浜美術館へ。丹下さんの建築はどうにも好きになれないが展示の中身は面白い。篠山の作品のほかに収蔵写真がたくさん展示されていて量的にも見応えあり。写真は常設展示の不思議な作品。柱の装飾部分に置かれた肉眼では見えない微小な立体を望遠鏡で観るしくみ。おもしろい。

横浜 大さん橋

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汽車道を象の鼻公園あたりまで来たところで大さん橋が見えてきてちょっと寄ってみたくなった。磯崎さんのコンペで2002年に竣工した建築はすっかり街に馴染んでいた。エプロンではマルシェをやっていて大勢の人だかり。中華街は止めて鹿児島のブリてり、タンドリチキンなどをワインのつまみにした。ルーフテラスには冷たい風が吹いていたけれど子連れの家族や犬連れのカップルなどが楽しそうだった。ホール前の窪みデッキは陽だまりになって居心地がよかった。斬新な形は恣意的なものではなくきちんと理由がある。よくできたいい建築だと思う。
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横浜 汽車道

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横浜ぶらぶら。中華街で粥を食べようとランドマークタワーから汽車道を歩いた。もともと線路敷だっただけに鉄橋があったりして歩くのが楽しい。両側が海のところもあるからカモメもいる。鉄橋の上の十字のブレースにもカモメがびっしり。

コンデジウォーク

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スマホのほかにコンデジも持ち歩いているのでいい被写体には敏感です。逆光は面白いですね。この微かな影絵のような窓には先客がいて一眼レフで若い女性が狙っていました。脇にはなにやらアドバイスする写真学校の先輩、かな。冬の京の旅から。

ネコガエシ

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中野坂上からスタジオに向かう途中で出会った「猫避け」。これだけ並ぶと絵になりますね。効くのかなあ?

カラスモクレン

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久しぶりのハナミドリから紫木蓮の一種のカラスモクレン。モクレン科モクレン属Magnolia quinquepeta。卒制最優秀賞が「四尾連湖の郵便局」に決まったことを早く伝えたかったのだけれど翠さんが暫くスリランカへでかけていてやっと話をすることができました。近いうちに四尾連湖キャンプに連れて行ってもらうことになりました。

dog walker

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家から駅に向かう途中のパーシモンホールが工事で通り抜けにくくなっているおかげで新しい路ができた。1分くらい遠回りなのだが行程の9割強が車がほとんど通らない静かな通りになった。樹木も多くしたがって鳥も多く犬の散歩も多い。ラブラドールに出会うと気持ちが騒いでしまうなあ。

paper tigers

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またまた冬の京の旅から。虎2題。若冲の鶏を観に行った両足院のある建仁寺境内の虎は凛々しい。弱そうな虎は八坂通でふらりと入った割烹「信八」にいた。タイガースファンの大将はなんと衣笠の幼馴染だそう。読売商法を真似してカープで育った選手をカネで吊り続けたタイガースは結局カープに勝てなくなってしまった。今年も期待できないがだからといってファンを止める気は毛頭ない。どんどん弱くなっていくのだろうなあ。

yvan valentin

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今年のチョコの本命はこれ。yvan valentinのprivate chocolate。手作りだそう。箱もシンプルで美しく完璧に私の好みだ。11日にQ-frontのスタバの大テーブルで富士ミネラルウォーターを飲んでいる西洋人男性2人組がいたので思わず話しかけた。ベルギーのチョコレート会社から出張でやってきたのだそう。日本はいいマーケットなんだろうなあ。

弱強五歩格

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ディランのポータルサイトで「ディランはiambic pentameterを使ったか?」という見出しを発見したが意味がまったくわからなかった。pentaが5はわかったがmeterに格調、韻律という意味があることは知らなかった。iambicなんてあてずっぽうもできない。そもそも日本語訳の弱強五歩格というのも初耳。シェクスピアはこれなんだそう。ソネットという形式もこれなんだそう。そしてディランも?英語は得意のつもりだったんだけど、こりゃあダメだ(笑)。写真は仔鴨だと思っていたキンクロハジロの成鳥。世の中、知らないことだらけだ。

沈黙に思う

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「沈黙」は観たくなかった。日経文化面で若松英輔、アーロン・ジェロー、佐藤忠男の評を読んで観る勇気が涌いたような気がして覚悟を決めた。重たくても美しい外海・五島の映像に浸ればよいと考えていたが甘かった。起源が同じキリスト教、イスラム教、ユダヤ教が他の神を認めない一神教であることが世界の諸悪の根源であるというような浅く一面的な宗教感の私にとっては理解し難いことが多すぎる。だから今の私には映画全体についてコメントすることはできないがいくつかの断片的印象だけはここに記しておこう。佐藤の指摘するように農民も代官・役人も生身の人間として描いているところは新鮮だった。役人の言葉の中には野蛮で無知な日本人というよりは意外にしたたかで賢い日本人が見えてくる。布教活動と侵略は表裏一体なのだから狙われる側は手段を選ぶ立場にはない。キリスト教排除、鎖国という非常手段があったからこその国としての延命なのだろう。音楽がほとんどなく代わりに虫、波、風など自然の音が使われていて効果的だと思ったのだがサントラCDも出ているしエンドロールの膨大な文字の中には何故かRobbie Robertsonの名があった。農民役にPANTAの名もあった。沈黙の英訳がsilenceになるところが文化の違いかなとも思う。silenceは静寂や忘却という意味も含んでいる。観終わってワインを飲もうと思うまでに時間が必要だったけれども、とにもかくにも観ることができたのは良かった。写真は遠藤周作記念館からの外海。美しい景色だった。

きみの名は

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一方、同定できない鳥もいます。新宿中央公園の枯れ木の枝先で群れを成しているスズメより心持ち小型の鳥。カワラヒワ、ジョウビタキ、ヤマガラ、どれも違うなあ。google画像検索というのをやってみると先ず「bird:鳥」と判定されて無数の画像が出てきます。大きさ抜きに見つけてきたさまざまな鳥の画像の中でこちらが似ていると思ったものにカワラヒワが含まれていましたが色や柄までは気にしていないようです。なんでもすぐにわかってしまうとつまらないですよね。
3月9日に丸田先生にアトリではないかと教えていただきました。洗足池リストにも「めぐろのいきもの」にも載っていませんがほぼ間違いないと思います。

おめでとう

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昨日は日大生産工学部の卒業設計審査会。みなさんおつかれさま。この経験を糧にこのユリカモメのように美しくはばたいてください。最優秀賞は杉山さん。奥深い山に囲まれた小さな湖の郵便局。亡くなった人、実在しない人などへ宛てた「宛先のない手紙」のための建築。創造力あふれるストーリーは完璧なのだが必ずしも実体を持たなくても成り立つというアイロニーを抱えているため、建築にするのが容易ではないのだが、美しく力強い建築に纏め上げた。おめでとう。彼女は4月からスタジオの仲間になるので、久しぶりに手に汗の選考会になって幸せに飲み過ぎた。設定されている湖は富士八海の一つの四尾連湖。スタジオの向かいの花屋の翠さんのお気に入りの場所だという縁も私にはおもしろい。

ツグミだね

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なんでも好きになるにはまず名前を知ることから始まります。毎日2度は通る新宿中央公園の鳥はカラス、スズメ、ヒヨドリ、オナガ、ムクドリ、ハクセキレイまではわかっていましたが「めぐろのいきもの」のおかげでツグミと知り合うことになりました。もちろん優秀なコンデジが映像を記録してくれるからでもあります。このツグミは胸を張って鶫の矜持という感じですね。個体の細かい差異まではわかりませんが種ごとに挙動はかなり違います。

とりトリオ

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洗足池の現場事務所は池から西に150m。自宅から歩40分のところを少し早く出ると池を散策する時間ができる。もっと早く気づけばよかったなあ。今日の定例はほかの月例と重なってしまって行けないのが残念。ふだん私が出会う類いの動植物は目黒区が出している「めぐろのいきもの」に写真入りで載っていることに気づいて、いいままで水鳥などと呼んでいたのが、なんだ、ユリカモメであることもわかりました。3羽並んでかわいい。

ちいさい花

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球根付きのミニチューリップがかわいい。ポリクロマという品種。polychromeという英語は多色という意味だが白のほかにいろいろあるのかな。チューリップの仲間らしいがあまりそれらしくはない。昼間開いて夜になると閉じているので週末にやっとこの写真が撮れた。もう花には元気がなくなっているのだがハナミドリが10日までお休みなのでどうしよう。球根は来年までもたせられるのかなあ。花や鳥を愛でる隙間もあるこの歳もまた愉し。

肥沃の国の境界にて

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瀬川裕美子さんから新作CDが届いた。「肥沃の国の境界にて」副題は〈線・ポリフォニー⇒…! ?〉で興味深い。私もタモリさんと同じ様に周縁部が好きだ。内容は2016年6月のリサイタルと同じでパウル・クレーの詩の朗読まで収められている。40年くらい前に通ったエリック・サティ連続演奏会の高橋悠治、高橋アキ、秋山邦晴を思い出す。ディラン専科の私にはウェーベルンもブーレーズもハンマークラヴィーアも難しいけれど斎藤輝彦さんのリサイタルで出会って以来の縁がうれしい。

arabesque

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くっきりした冬空が続くこの季節の街歩きはいそがしい。樹々から葉が落ちていて鳥たちの挙動が眼を楽しませてくれるからだが、鳥を見失ったあとの枝々もよく見れば味わい深い。自然はよくできていて理にかなった形がそのままで美しいのだ。古のひとびとの自然との交歓のなかから模様が生まれてきたことがわかる。おそらくわれわれの美意識はそういった遺伝子のなかから紡ぎ出されてきているのだろう。

brown-eared bulbul

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鵯の季節なのかな、歩いていると繁く目に飛び込んでくる。こういう風に撮るとギリシャ神話から抜け出してきたようにも見えるが日本以外には珍しいらしく英名brown-eared bulbulはぎこちない。

things have changed

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事務所の南東界隈はかつて「十二社」と呼ばれた歓楽街の周縁部でその名残の古い木造家屋が裏街には残っている。飲み屋のカウンターの後ろに密かな階上への階段があるアレだ。お気に入りのランチスポットのひとつ「志奈川」もソレを改装した2階建てで歴史は古い。暖簾の先のガラス戸をがらっと引くと懐かしい木の空間が迎えてくれる。旧いレコードプレーヤをはじめ時の流れをくぐりぬけてきた小物も置かれている。ジャズが控えめに流れ食器はArabiaが中心。そんな雰囲気の時が止まったような空間では私は例外なく独りだが残りの3卓は3、4人組で埋まっていることが多い。彼らの交わす会話はモノトーンに近い空間に溶け込んでいつもは耳に聴こえることはないのだが或る日「だんこう」という言葉に耳を起こされた。初老の紳士がかつて団交の場にいたことがあると淡々と語っているのだ。しかも彼の後ろに重信房子がいたという。10回もパクられたけれど表立たずに密かに生き延びてきた話に年下の男性と女性も平然と相槌を打っている。秋田明大、加藤三兄弟、横浜国大という固有名詞も聞こえてきて久しく無沙汰をしていた過去の記憶がよみがえってきた。できの悪いテレビドラマの場面のようだが時間は50年近く逆戻っていた。あの頃二十歳になる直前にはまだ世の中は騒然としていて当然のことのように自分たちの力で世の中は変わると思っていた。催涙弾を破裂させるための火薬の臭いをいまだに鮮明に覚えている。あの頃があったから今があるのだろう。写真は赤い実に飛び群れるたくさんの鵯。最近は鵯とも仲良しだ。

green on green

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洗足池畔では陽射しを透き込む常緑樹もきれいだ。このただの緑に見える写真のなかほどには鸚哥も写っている。番いでも群れでもないことからしても過日紅梅の中に認めた鸚哥と同じ個体なのかもしれない。こうして環境に溶け込んでしまえば予期せぬことも起きにくいだろう。

return to forever

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打合せ前に少し時間があった日曜日の朝に洗足池を北側から巡ったのは名案だった。さまざまな水鳥の故しれぬ営みをゆっくり眺めることができた。飛んでいる鳥を手持ちカメラにおさめるにはひとしきりの静寂が必要なのだ。この写真とは段違いに躍動感のある美しい写真がジャケットに使われた1972年のアルバムReturn to Foreverには写真そのものの軽快で爽やかな音があふれていた。そのなかでもとりわけ印象的だったChick Coreaが弾くFender Rhodesの響きにこの写真を撮った翌日に出会ったのは何かの縁かもしれない。オペラシティでのピアノトリオに誘われていたのだが知らない演奏家だったのとホールでジャズという取り合わせに馴染めなくて乗り気ではなかったのだが直前になって聴こうと決めた。オペラのホールの地下にあった固定席のない直方体の箱は型を払拭した包容力のある建築。ピアノ仲野真世コントラバス池田芳夫ドラム馬場高望の音楽は豊かで刺激的でじっくり3時間音楽に浸り込んだ。Fender Rhodesにさまざまな鳴り物と弓弾きのコンバスが絡む音世界がとりわけお気に入り。なにごとも先入観で決めつけてはいけないということですね。程近くのlunetteに席が空いていて音楽の余韻を日本のワインに浸す幸せな時間も楽しみました。

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kinoshita
木下道郎 ・ 建築家
詳しくはworkshop-kino.com

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