豊かな海

天草・雲仙・長崎の旅。天草からは鬼池からのフェリーで雲仙に渡りました。西に傾き始めた陽を受けた水面に浮かぶ漁船。美しい景色です。おいしい(比較的安心な)魚の宝庫なのでしょう、天草での昼食のハイライトは鯖とコハダの刺身でした。
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三角西港

天草・雲仙・長崎の旅。飲み友達4人組で「長崎のヴィッラ」を見学がてら熊本に降り立ち車で天草・雲仙を旅しました。「A列車」が走って少しは知られるようになったローカル線「三角(みすみ)線」沿いの一本道を天草方面へ。明治時代の建物が残されている1887年開港の三角西港が明治三大築港であることは知りませんでした。釣り人たちもいる岸壁沿いの洋館群はいい雰囲気。上が高田回漕店、下が浦島屋です。
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猫がおはよう

長崎のヴィッラの朝。近所の顔なじみの猫が「おはよう」。爽やかな朝です。
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空の上から

カメラが新しくなってから初めての国内線飛行機。当然窓際A席を選んだのですが熊本行きはよく晴れた富士山の真上を通過で少し残念。先代のカメラの代打が望遠が弱かったのに比べ今のはコンパクトかつ超望遠なのですが、遠景の写り試しは雲が少し途切れた明石大橋になりました。少し霞んでいます。KKかHAかとかではなく真面目に選考した結果に満足しています。
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猟 犬 尾

何故か熊本へ。かなりあわただしく写真どころではないので、マルの犬種「コイケルホンディエkooikerhondje」について。ラブラドールよりは小型で成犬で10kgくらい。同じスパニエル系で色柄はパピヨンと同じで運動性能が優れているのだそうです。もともとはオランダで鴨猟に使われていていた犬種で、写真の細く長い尻尾が成犬になるとふさふさと大きくなって、17世紀のオランダでは鴨をおびき寄せていたのだそうです。レンブラントや同時代のヤン・ステーンの絵画に多く描かれています。フクが逝って一匹になったハヤが淋しいだろうということで、パピヨンとの相性を考慮しながらこの犬種に落ち着きました。「みんなの節電にエコナビがついてるよ」のCM洗濯機編で素敵な女性と一緒に出ていた犬と同じ種類です。もちろん偶然、ですよ。
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内 庭 外

群馬だかから飛び込みでやってきた植木屋さんにばっさり切ってもらった[doghouse]中庭。さっぱりしました。内と外の仕切りがない[doghouse]は犬たちの恰好の遊び場。マルはここの端から端までを猛烈なダッシュするのが日課です。ハヤは呆れて眺めています。121026.jpg

犬 猫 犬

陽射しが家の中まで入り込んで陽溜まりが心地よい季節になりました。最近は群れを離れていることの多いクウも加わって仲良く日向ぼっこ。個体間距離に反比例する緊張を1億5000万kmの彼方から8分かけて届けられるエネルギーが凌駕しています。太陽の力は偉大ですね。
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灯 猫 茶

上水沿いにある犬たちのお気に入りのペットショップ[core]。早いもので開業6周年。上の階に拡張してトリミングやペット・ホテルも始まっています。この前はここでダージリンとクロックムッシュの昼食。散歩の足が軽やかになる楽しい空間です。ウィンドウ・ディスプレイは猫系。
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時 館 書

犬たちとの散歩がまた昔のように本格的になってきて、遠くまで足を伸ばせるようになってきました。少しは運動にもなってお腹もすくし、意外にいろいろと考え事ができて思わぬ設計案が生まれたりもするし、いろいろと発見もあるし、楽しませてもらっています。これは脇の家の建て替えで暫し生まれた空き地からの山本有三記念館の眺め。1958年から96年までは本が読める「有三青少年文庫」だったのだそうです。
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陽 寂 犬

犬たちとのんびりと秋晴れの休日を過ごしました。2頭仲良くそろって朝、夕、夜3回の散歩。中庭では時々クウも含めた3頭で屯しています。私はデイベッドで活字を拾いながら暫しうとうと。写真は秋の陽射しのぬくもりを楽しむマル。
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秋 魚 炭

秋恒例のサンマ炭火焼きで一杯。お隣の輝ちゃんが釧路から取り寄せてくれました。一年前の記憶の細かい部分は薄れていて、炭火の塩梅を思いだすのに6本必要でした。ユリ根ご飯もつくってみました。秋だなあ。
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one sleepy puppy

デイベッドの下にあった猫のクウの住処をマルが占拠しています。居心地がいいようでハウスに閉じこもる代わりにここで丸くなることが多くなっています。ぴったり納まるのは今のうち、そうなったらまたクウに返しましょう。
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a still life on the marble

[doghouse]の鉢植えダリアを摘み取ってマーブルのサービス・カウンターに。犬色の世界の中で映えています。こういう色の犬がいないのは何故なのでしょう。121019.jpg

Inokashira whistle

井の頭公園西園では新たに拡張されたところを中心に「都市緑化フェア」が開かれています。除染も満足に出来ていない状況でのこういう税金の使い方には大いに議論の余地がありますが、犬に引かれて出かけてみました。ガーデニングをテーマにハーブや花やさまざまの植物が植え込まれ、気のきいたカフェもあって、みんなが楽しめる空間になっています。バリ島式の竹細工が風に揺られて奏でるのどかな音もいい感じです。そんな一角で見つけた大型の鉄道模型。暫し犬たちを待たせてしまいました。「井の頭鉄道」の汽笛が聞こえますか?仮設の大型建物は別として植栽だけでもそのまま残せばと思うのですが、フェスティバル後は野球場に造りかえられるとのこと。住宅街の真ん中のこんないい場所を少人数で専有するのはいかがなものかと思います。まだドッグランの方が賢明なのではないでしょうか。
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猫とも仲良し

フクが逝って、マルが来て、クウの居場所が変わりました。デイベッドの下のねぐらを引き払って私の部屋のロフトで寝るようになったのです。私が寝る頃になると部屋に行くまで鳴いて呼び、一緒にロフトに上がります。生き物の気配が鼻の先にある歓びを楽しみながらも、私はあっという間に寝入ってしまい、猫はまたどこかに出かけてしまっているようで、おそらく幾度か出入りを繰り返し、明け方おなかがすくと粘り強く私を起こしにきます。不思議な生き物ですね。猫は引戸を開けることはできても、絶対に閉めることはないので、私の部屋はいつも隙間があいていて、外の空気と緩やかにつながっています。問題は蚊だけ。写真は雨の日の日中、私の部屋に潜んでいたクウが、中庭に出ようと犬たちの動向を窺っているところです。
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4 months old

マル。今日で生後4カ月。もう赤ちゃんを抜け出して、先住犬のハヤとも向き合えるようになりました。4.4kgです。
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far from The Indian Ocean

スリランカの旅30。取る物も取りあえずの締めくくりはインド洋の浜辺で拾い集めてきた貝殻。荒波の音が聞こえるかな。
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住処の原型

犬2頭を連れての井の頭公園への散歩で出会った雑木林の中の不思議な『屋根』。沖縄で見かけた似たような建築は神様の場所でしたが、ここは子供たちの遊び場のよう。いいですね。中に入ってみたくなります。住処の原型なのでしょう。犬たちはボールを追って疾走していました。
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Asian street dogs

スリランカの旅29。街にはたくさんの犬の姿がありました。おなかをすかせた野犬という風ではなく半野良で街の中で人々の暮らしに溶け込んでいる様子でした。
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毛虫と蛙

お向かいに小さな池があるおかげで[doghouse]の中庭には蛙が棲んでいます。普段は草陰にいて、たまに姿を現しても動きが緩慢なせいか、犬や猫たちとのいざこざはありません。珍しく活発に歩きまわっていると思ったら餌探しでした。袋に収容中だった毛虫を置いてみたら、あっという間にぺろっ。
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Seema Malaka

スリランカの旅28。ジェフリー・バワの建築。コロンボ市街の湖の上に建つ寺院Seema Malaka。宗教性を抑えて巧みに建築に仕上げています。経済原則だけの高層の近代建築が伝統様式を引き立ててくれています。湖越しの夕陽が似合っていました。水鳥がたくさんいて、ここには猫もいました。我が家のクウと似た模様です。121014a.jpg121014b.jpg121014c.jpg121014d.jpg121014e.jpg121014f.jpg

山から来た秋

お隣の輝ちゃんの蓼科からのお土産。食用のホオズキ。観賞用のものと同じナス科ホオズキ属で、欧米ではcape gooseberryと呼ばれむしろこちらのほうが一般的なようです。おいしい果物の味でした。ちなみに観賞用の英名はchinese lantern plant。秋ですね。
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Lunuganga 4

スリランカの旅27。ジェフリー・バワの建築。バワはLunugangaのあちらこちらにお気に入りの場所をつくっていて、例えば食事も時と場合に合わせていろいろな処で楽しんだのだそうです。建築家なのに大金持ちだったというのがなかなか理解しにくいのですが、とにかく召使が迷子になることなくサーブできるように、敷地中に点在するいくつもの食卓にはそれぞれ異なる音の鐸が吊るされています。お気に入りの場所にcinnamon hill、red terrace、yellow court、bishop corridorといったふうに名前をつけるところは私と同じ。わかります。階段のデザインでの遊び心は私は真似しない方がよさそうですが、眺めているにはいいですね。主屋の北側にある大きく成長したプルメリアの存在は大きいと思いました。夜明け、夕暮れ、蝋燭の灯る夜、スコール、直情からの陽射し、いつも絵になっていました。何百年か経ち、建物が朽ち果て、庭園が密林に変わったとしても、変わらずに湖を眺めていることでしょう。ちなみに2003年に亡くなったバワのお墓もこのLunugangaにあります。
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ちいさなパキラ

三連休とは言っても半分くらいは仕事をしているのですが、八雲の実家にも顔を出すことができました。東横線の渋谷駅から副都心線の車両に乗って都立大学へ。撮鉄がたくさんいました。昔流行ったパキラが[bigdog house]ではまだ大切にされていて、出たばかりの若葉をパチリ。息子は山に行き、娘は夜遅くまで予備校で、自分の時間がそれなりにでき年2回の髪切りに麻布十番にも出かけました。せっかくだから都会のランチをと、アプレゲールで紹介してもらった、炭火焼魚の「たき下」へ。さすがですねクロムツがありました。山盛りの大根おろしがうれしい。定食屋だと電子レンジで再加熱だし、少し気のきいたところでもサラマンダーですが、ここは備長炭です。ごはん、おろし、鰹節の振りかけが食べ放題。こういう店が事務所近くにもあるといいのだけれど。
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Lunuganga 3

スリランカの旅26。ジェフリー・バワのLunugangaの動物たち。広大な敷地にゲストは私たち4人だけ。朝の散歩に出て少し歩いたところで音もなく犬が2頭現れたのにはびっくり。7頭のうち何頭かは自由に敷地を走り回っているのです。スリランカ・アカ・マングースは芝生の地面を掘り返してなにやら食べているようでした。湖沿いの一段低いエリアには水田や小さな池があって、船着き場は豹が守っていました。
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三鷹の知り合い

三鷹駅前のデッキで時ならぬパレードを目撃。時代がかったメルセデスのオープンカーで手を振っているのは、10年くらい前三鷹市民会議の仲間としてよく語り合った今は市長の清原慶子さん。隣にいるのは長男の小学校同級生でご近所さんでもある狩野舞子さん。三鷹在住のオリンピック・メダリストのパレードでした。知り合い二人の活躍、うれしい。
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Lunuganga 2

スリランカの旅25。ジェフリー・バワの建築。陽射しの強い熱帯だからということもあるのでしょうか、Lunugangaの建物の内部空間は概ね暗めです。夜の灯りも控えめでいい雰囲気なのですが、食卓に限ってはもう少し明るい方が食事がよりおいしくなるように感じました。主屋は窓も扉も昼間は開放されていて、南北に風が抜け暑さは気になりません。私たちの国の住空間とは違う靴のままの暮らしで大地と床のレベル差が少ないつくりですから外部と内部は滑らかに連続しています。激しいスコールで慌てて食卓を移動したこともありました。高気密とかで外気から遮断した暮らしより、こういった抜けのいい空間が好きです。蚊に悩まされるのは日本と同じですが、網戸という発想はなく、いたる所に蚊取り線香やマットがありました。ベッドには蚊帳状のものがありましたが、バワは嫌がっていたそうです。
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群れの始まり

ハヤと一緒に歩くことでマルはすぐに散歩に慣れ、2頭立てで歩いた後、中庭で遊ぶのが朝の日課になっています。遊び方もうまくなってきて、唸り声や悲鳴をあげずに引っ張りっこに興じている隙に、草叢に逃れていたクウがおそるおそる部屋に移動。徐々にですが群れが落ち着いてきています。こういうところでいただく紅茶は格別ですよ。
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Lunuganga 1

スリランカの旅24。ジェフリー・バワの建築。Lunuganga。弁護士を職業としていた頃のバワがベントタに1948年に購入した約3万坪のプランテーションを基に50年に渡って築きあげられたバワの住処。2003年にバワが亡くなった後、バワ財団により管理され、一般に開放されている。ゲストハウスとゲストルームが5つあって宿泊することもできる。主屋は既存の建築物を改装したもの。湖に突き出した半島に位置する起伏に富んだ広大な敷地は、イタリア式庭園を模して大がかりにランドスケーピングされている。管理人の建築家マイケルとアーシャ、同行の仲間たち、どこにでも現れる7頭の犬たち、さまざまな鳥の囀り、スコールが屋根を叩く音、遠くから流れてくるラマダン開けのコーランの詠唱。ここでの3泊4日の忘れることのできない時間と空間体験は、残念ながら私の写真ではお伝えすることはできないと思います。
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台風一過に蜘蛛の巣

嵐の後の[doghouse]。朝陽を浴びた鮮やかな緑を浮き立たせてくれる湿った陰の中にきらりと輝くものを発見。蜘蛛の巣です。未明の一過の後の短い時間にこんなに美しい物が出来てしまうのですね。お見事。
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meda midula

スリランカの旅23。ジェフリー・バワの建築。2 Alfred House Road。1961年にコロンボ市街に住宅として設計され後にバワの設計事務所として使われていた建物。暫く使われずに放置された後1997年にカフェとギャラリーからなる空間として改装されパブリックとなりThe Gallery Caféと呼ばれている。ちなみに経営はThe Villaと同じ。バワ空間のよき理解者なのでしょう。バワの書籍もたくさん並んでいます。街の中にひっそり佇む中庭は賑やかな都市のオアシスのよう。中庭に架けわたされた二つの屋根の隙間が印象的です。中庭を貫く強い軸線がさらに強化されています。バワはスリランカの伝統的宮廷建築の中庭meda midulaを意識していたに違いありませんが、装飾的要素を完全に消去しても空間の本質は変わらないと思います。どちらにせよ、ゆっくり味わいたい空間。本当はここでランチにすべきだったと、後悔しました。
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十五夜美人

十五夜に久しぶりの台風直撃が重なりました。一昨日は吉祥寺のペントハウス・テラスでお月見。その前の夜のcalvetで迎えてくれたのが満開の月下美人。サボテン科クジャクサボテン属Epiphyllum oxypetalum。英名のQueen of the Nightもいいな。
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木下道郎 ・ 建築家
詳しくはworkshop-kino.com

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