Beyond Here Lies Nothing 090331

Bob Dylanの新曲が発表されました。一日だけのフリー・ダウンロード。4月28日発売予定のTogether Thorough Lifeからの1曲。誰がつくった曲というよりはほとんどpublic domain。素直に音楽として楽しめます。Together Thorough Lifeは収録10曲のうち9曲がRobert Hunter(Grateful Deadの作詞家)との共作だそうです。深夜にYouTubeでDylanのライブを聴いている時に、仕切りのガラス戸で影絵になった植物を写しとってみました。
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春の陽射し 090330

陽射しのおかげで寒さが少し和らぎました。フクと一緒に中庭のデッキに寝そべってファインダーを覗いていると、去年よりは少し早く植えたルピナスをはじめとして、さまざまな小さな「色」が見つかります。
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それぞれの朝 090329

建築学会の住宅見学会が[doghouse]であって、たくさんの建築専門の方々がいらっしゃいました。お酒も入ったせいでしょう、みなさん寛いでくださって、話にも花が咲き、とても楽しい宴になりました。フクは始まりからずっと群れに溶け込んでいました。ハヤは宴たけなわの頃まで「自宅待機」。クウはいつものように終始姿を隠していました。今はみんな思い思いに寛いでいます。
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トルコにも犬 090328

息子がトルコから帰ってきました。トルコの犬です。私も2度目の外国旅行がトルコ。被写体の選び方にも親子共通点があるような気がします。
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photo by Moto Kinoshita

黒姫から 090327

4年続いた「受験」が終わって久しぶりの黒姫にと思っていたのですが、なかなか思うようにはいきません。これは2005年8月の黒姫への旅での妙高高原でのショット。
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Chinese Nepia 090326

花粉に苦しんでいる私に、中国からのお土産。しっかりとした厚手の柔らかいティッシューです。中国王子製紙製のnepiaです。
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犬式会食 090325

フクが齧っている骨を分けてほしくて、恐る恐る様子を見ているハヤ。いつも温和なフクもこういう時に手を出すと威嚇の唸りを発します。
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Bob Dylanのヨーロッパ公演が始まりました。初日のストックホルムではライブで歌われるのがおそらく初めてになるBillyが登場。早速You Tubeに音がアップされ、私たちファンは大騒ぎです。

クリスマスローズ 090324

ヘレボルス(helleborus)が正式な名称でキンポウゲ科クリスマスローズ属なのだそうです。この写真の赤紫のほかに白と少しピンクがかった白が咲いています。かわいい。
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[laatikko] furnished 090323

降ったり晴れたり強い風も吹いて変なお天気の一日でした。
まずはpapabubbleにちょっと寄って
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それから「きよし」でお昼ごはん
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そして[laatikko]撮影。新しい家具がぴたっとおさまり、うまれたばかりの空間が息づき始めていました。お見せしたい絵がたくさん記録されましたが、そのうちの一つがこれ。ピクチュア・ウィンドウの前にセットされたフィンランドの学校机に新しい生命が与えられていました。モノ自体からして私がかつて使った学校机とは格が違っています。
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old/new 090322

[春日町の家]リフォームがほぼ竣工。柱、梁、建具、使えそうな板材、つくりつけ家具など、できる限り時間の積み重ねを残しました。亜鉛鍍金ドブづけの溝型鋼に、使い込まれた障子、悪くありません。お決まりの帰り道が独りだったので、ちょっと寄り道をしてみたら、いけそうな蕎麦屋を発見。「萬月」。慣れないアルバイト?店員、余分なレトロ風演出などはイマイチですが、蕎麦はおいしい。「つけとろろ」合格。ネットでは検索できなかったので「近傍に蕎麦なし」と諦めていたのは間違いでした。一度きりですがファミレスに寄ってしまったのが悔やまれます。やはりおいしいものは足で探さなくっちゃ。
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Help 090321

ライブハウス。ではなく、講師をしている日大居住空間コースの謝恩会での一こま。Lennon-McCartneyのHelpに無理やりあてはめた替え歌が妙にはまっていました。みんな元気に巣立っていきます。おめでとう。カリキュラムを巡る白熱の議論は丸の内に移動して三次会まで続き、美しいシナリオができあがった時には1時を過ぎていました。余談ですが、こういう集まりには必ず参加している仲間が姿を見せないのでみんな淋しがっていました。東京マラソンがあるから危うい席を避けたのかなと、敬服に近い感情を私は抱いていましたが、ただ日にちを間違えていただけだったことが今日になってわかりました。誰のことだか推測できてしまうような表記はあえて控えさせていただきましょう。
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黒姫から 090320

ペンション竜の子。壁にもいろいろなものが飾られています。
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昨日、最高気温23.2℃を記録した頃、六本木の毛利庭園で「都心に住む」のための撮影。かつてここにあった昭和初期の洋館やウィスキー貯蔵庫は面影さえもありません。見上げるとこれだけは昔からそのまま残っている桜の木が早くも花をつけていました。
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silent communication 090319

犬の散歩でよく通る近所の住宅街にときどきこんな風に植物の小鉢や袋が置かれています。これは蕗の苗。昨日は2袋まで減っていましたが、今朝はまた増えていました。ここの家の人と顔を合せた事はありませんが、こういったご近所づきあい、いいですね。どこに植えようかな。
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blueberry 090318

日に日に春らしさが増しています。ブルーベリーには若芽が出始めました。庭の植物を眺めるのが楽しみな時候になりました。今日は勝沼も暖かいようです。
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lunch on the roof 090317

[laatikko]ブログ内覧会シリーズは屋根に上がりました。道路からはほとんど見えない美しい白い三角屋根とlunch on the roofが紹介されています。気持ちいいだろうなあ。[縁]と名付けた屋外空間にある1階から2階に上がっていく階段には階段状の屋根がついています。写真中央を横に走る銀色のフラットバー手摺から先は建築基準法上は床面は存在しないことになっていて、棒から先はただの屋根。ちょっと不思議な感じです。フラットバーの上にある小さな突起は物干し竿を安定させるために用意しました。意外に細やかでしょ。
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[doghouse]セミナー 090316

ヴェネト地方家庭料理第二弾。Graziellaさんが帰国前にまた料理をつくってくださいました。慣れない台所と食材で12人分5品を手際よく作り上げるイタリアのスーパー・ママの腕前はすごい。帆立貝のオーブン焼き、エビのリゾット、鯛とポテトの一皿、エビとガーリック・パセリの一皿、イワシ+松の実+レーズンの一皿。どれもが普段食べているイタリア料理とは一味違うおいしさでした。ワインは今回は白主体。ピエモンテのRoero Arneis 2007を相手に甲州きいろ香2007が善戦しました。キッチンが大わらわのあいだ、基と友人3人の大学生組が芸大の建築史の教授野口昌夫さんを囲んでちょっとしたセミナーになっていました。
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ハヤもセミナーに参加しているように見えます。一人は熱心にメモをとっています。
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キッチンのステーションが大活躍。みんなでお手伝いしました。
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車えびにパン粉とパルメジャーノとパセリとガーリックをまぶしてオーブン。パセリとガーリックを混ぜ合わせてから微塵切にするのがポイントのようです。真ん中の赤いのはプチトマト。きれいです。
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開いたイワシをソテーして大量の炒め玉葱に埋め込んでマリネ。松の実とレーズンの風味を添えます。じっくり馴染ませて翌日いただくのが本式だそうです。これは我が家の定番にしようと思います。おいしい。

Together Through Life 090315

やっと家族全員の都合がついて、子供達の誕生日、基の成人、桃子の合格、私たちの25回目の結婚記念日、我が家の2月のお祝いを全部合わせた食事会になりました。ワイン1本では足りず、常温の純米酒を2合追加。みんな大きくなったなと、感無量の宴でした。お店の打ち放しコンクリート壁の脇のボケと胡蝶蘭を撮ってみました。E5700ではないせいか、ほろ酔いのせいかイマイチですが。Together Through Life。4月28日発売と噂されるDylanの新作のタイトルだそうです。
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[laatikko]ブログにはpapabubbleのホワイトデーと内覧会シリーズ?「結露で困らない家」が同日アップです。引っ越し直後に訪れる機会があって、吸気口が閉まっているのを発見できたのが幸いでした(優しく言ったつもりなんだけどな)。また行かなくちゃ。ちょっとしたことで事態が大きく変化するいい例かと思います。
[al domino]では黄色いかわいい花が咲いています。

春の満月 090314

竣工間近の[春日町の家]リフォームの現場から江古田の蕎麦屋甲子へ。[onze]のクライアントご一家と一緒に「次の計画」の夢を語り合いました。最後は[onze]へ。IHプレートを組み込んだフレキ貼りの大食卓の楽しい雰囲気を捉えようとシャッターを押しましたが納得のいく絵は撮れませんでした。黒ラブのリク君が居間を占拠していました。写真は[doghouse]金曜日午前1時の屋根越しの月。今週は水曜日が満月で中庭は真夜中でも灯りがいらないほど。冴えわたる夜気はそう簡単には捉えられません。何十枚も撮った写真の一枚です。
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黒姫から 090313

黒姫ではフクはリードなしで散歩します。私たちの周り50mくらいの範囲をつかず離れず走り回って楽しそうです。アクシデントもあります。山から流れてくる清流が勢いよく流れる用水路に落ちそうになって這い上がろうとしているフク。助けの手を差し伸べているのは直美で、私はシャッターを押していました。
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猫の木? 090312

うちの事務所のある[二軒家アパートメント]は十二社の西側にあって新宿駅から歩いて十数分。悪天候でない限り、歩いて通っています。経路の1/3くらいを占める新宿中央公園にはたくさんの猫が生息していて、夜になると本物の猫おじさんのまわりを遠巻きに、猫たちが食事をしている姿が見られます。朝は彼らはどこに潜んでいるのでしょう。10時前、ヴォランティアが植えたパンジーの花壇の前でふと見上げて撮った、葉の落ちた欅の写真です。猫のわけはないか。
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[al domino]ブログは近傍のイタリアンpa’mpanoの紹介。[laatikko]ブログのpapabubbleホワイトデーキャンデーはまだかな?

春の芽 090311

ブルーベリーが急速に春の準備を進めています。[doghouse]の庭もどんどん賑やかになっていきます。[laatikko]ブログ内覧会シリーズはリビングその2が登場。[al domino]ブログはシマトネリコ。clients linkブログ版も賑やかです。
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早春に花 090310

スタートしたばかりの[al domino]ブログが快調に飛ばしています。今朝の写真は階段脇につくったニッチに置かれた季節の鉢花。コンクリート打ち放しの無彩色の中でオレンジ色に塗った窪みが効いて、花が引き立っています。[doghouse]でも今朝は直美がパンジーを鉢に寄せているところ。写真はダイニング・テーブルの上でやっと開いた小さな蘭。かわいい。どんどん春が近づいてきています。
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啓蟄過ぎて 090309

三鷹市民会議の時にご一緒させていただいた彫刻家島村俊和さんの銀座での個展。桜の木を彫ったオブジェのあいだにそっと置かれていた蓋ものに目がとまりました。4個の箱が合わさって美しい正三角形を形成しているのですが、なんとそれを組み替えると正方形になってしまうのです。調べてみると有名な数学のパズルをベースにしていることがわかりました。正三角形を4分して正方形に。ネット上で答えはわかりましたが、とても分ったとは言えない難問であることが分かりました。うっかり写真に撮ってくることを忘れてしまったので、今朝は最近のフクです。
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春の影の絵 090308

一昨日の激しい雨の影響で昨日予定していた金時山登山が延期になりました。残念。「金時山から」となるはずだった写真は[doghouse]の床にできた影の絵になりました。登山に欠かせない「反省会」もなくなったおかげで、WBCを気持ちよくテレビ観戦。日本のプロ野球は巨人阪神の外で動いていることがよくわかりました。
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[laatikko]ブログ内覧会シリーズはついに2階へ。リビングが登場です。[al domino]ブログも更新されました。clients linkブログ版、賑やかです。

丸子から 090307

長野県東部の丸子。新しいブドウ畑が一面に広がっています。ここでは勝沼で一般的な棚式とは違う垣根式。欧米では垣根式が標準なのだそうです。そのせいか、フランスの田舎のように見えなくもありません。のどかな美しい景観が育まれつつあります。カメラのアングルに気を使わないと、野山を無残に傷つけてつくられた広大なゴルフ場が写ってしまうのは、残念でした。
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黒姫から 090306

ペンション竜の子の朝。いつものように早起きして、フクとのリードなしでの散歩を済ませます。フクを裏庭に繋ぎ、ドッグフードと水。ちょっと早めにダイニングに出てきて淹れたてのコーヒーをいただき、新聞で虎の調子を確認したりする至福のひとときです。090306.jpg

勝沼から 090305

午後から勝沼へ。勝沼には文化遺産に指定されているような産業遺産をはじめとして、100年を超える歴史を持つ民家や庭もそこここにあります。地名まで消去してしまうような大都市東京とは違って、土地に積み重ねられた時間を容易に体感することができます。そんな古民家の一つでのショット。ブドウ畑に囲まれた築400年超の建築。住居として使われている「現役」です。立派な屋敷門の反対側、石を積んで造られた「囲い」にある裏口から、黒漆喰の蔵を見たところです。敷地は5000坪。よくわからないスケールです。
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[al domino]の四季に新しい記事がアップされています。

軽井沢から 090304

ワイナリーやワイン畑を見学に軽井沢に出かけました。帰りに寄ったメルシャン軽井沢美術館。昔ウィスキーを蒸留していた空間の存在感に圧倒されました。フランス人建築家によるリニューアルも見事です。写真は蒸留棟の脇に積まれたウィスキー樽。暮れ始めた頃から雪が本降りになった軽井沢を後に、東京に戻ってくると雨と霙のあいだくらいの空模様でした。
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桃の節句 090303

羽生名人の話を聴きに六本木に出かけたついでに新国立美術館に寄って最終日の加山又造を観てきました。きりん、鹿など動物を主題とした1960年以前の作品に特に惹かれました。美術館の前で撮った写真です。
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Cynthia 090302

うっかり紀ノ国屋でジャガイモを買うことになってしまって、どうせ高いのなら他所で売っていないのにしようと、シンシアという可愛い名前のを買ってみました。なんとキリン産です。肉のつけあわせのベークドポテト。男爵ともメイクイーンとも違ったしっかりした味わいです。好きだな。写真は久しぶりに[doghouse]の中庭。ミモザの黄色が気を吐いています。
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[laatikko]ブログ内覧会シリーズ。早くもキッチンその2がアップされました。

bistecca 090301

「おとなりのおじさんがやってきて、炭をおこして、ものすごくたくさんの肉を焼いて、みんな楽しそうでした。僕も少し分けてもらいました。桃子ちゃんのタイヘンが終わったからでしょうか、みんなが遅くまで遊んでくれて、すっかり疲れてしまいました。でも、楽しかったな。」
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ヤフオク経由のビステッカ・パーティ第二弾です。ビステッカ・フィオレンティーナ再現に一歩ずつ近づいています。置火に小枝をくべながら焼くのだそうです。キアーラ牛のTボーンというわけにはいきませんが・・・。ワインは牛に負けないようアルゼンチンのIscay2006とトスカーナのOrnellaia1992でした。満足。

吉祥寺に設計した集合住宅[al domino]ブログが始まりました。こちらのクライアントとは最近は音楽談義でご一緒させていただいたりしています。ブログの展開が楽しみです。

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木下道郎 ・ 建築家
詳しくはworkshop-kino.com

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