フクのひとりごと 8

「こっちが緊迫しているわりには、向こうは落ち着いてるなあ。」
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フクの目線の先にも猫がいます。猫、左右対称。どちらにせよ、猫は賢い、平然としています。子犬は左手前で気がついていないふり。

doghouse 3歳

4月29日。ドッグハウスの誕生日です。成長を始めて3年、思った以上に多くの方が家に来てくださいました。シンボル・ツリーとして中庭の一番道よりに植えたジューン・ベリーはここまで大きくなりました。
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ジャスミン開花

少しずつジャスミンが咲き始めました。いい香りです。日が暮れてからの時間のほうが似合う花ですね。
今朝は9時から津田沼で授業があって7時に家を出ます。三鷹発津田沼行きの電車に終点まで乗るのはちょっと退屈です。昨夜の虎の逆転劇を反芻してしまったあおりを受けて散歩は若干遅れて5時半でした。雨の跡がうっすらと残っていて湿り気のある曇り空でした。
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ハヤのひとりごと 8

「おとうさんの膝の上で居眠りをしていたら、ひっくりかえされて、こんな動物にあるまじき写真を撮られてしまいました。フサフサの毛がなかったら、おなかが丸見えの顰蹙ものの写真になっていたでしょう。子供たちとは違って、おとうさんは無茶はしないので、もうどうでもいいやという感じです。」
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檸檬すくすく

毎朝、檸檬を観察しています。去年は咲いた花が小ぶりでか弱くてすぐに落ちてしまい、実はひとつもなりませんでした。今年の天候も植物の健全な生育に最適とは思えません。慣れない風土に馴染むことができるでしょうか。この写真はそんな不安を払拭してくれます。よーく見ると左側の葉の左横に例の山吹色の珠が着いています。
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キューバの旅から

2005年にキューバのハバナに行きました。これから暫くのあいだ金曜日にはその時の写真をアップすることにします。まずは音楽から。
ハバナ旧市街は噂どおりどこも音楽であふれていました。一番印象に残ったのが、ラム醸造所Havana Clubのバーでの演奏。なんとも味のある容貌の歌い手による音楽そのものもさることながら、街とも向こうに見える中庭ともつながった石の土間空間に流れる空気が、それまでには体験したことのないものでした。この写真は街から撮ったもの。大きく開け放たれている入口の近くで演奏しているので、音は街にあふれ出ていきます。気候風土のなせるわざ、多くのお店がオープン・エアなので、文字どおり街に音があふれるわけです。Buena Vista Social Clubはこういうところから生まれてきているのだということを納得。
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クウのひとりごと 9

「先週ここで演奏会があった時、もちろんわたしはずっと隠れていましたが、家具の配置変えがありました。ウェグナーのデイベッドの下の狭い空間は仔犬にはアクセスしにくいので、わたしの隠れ場のひとつだったのですが、こんな風に食卓側から丸見えになってしまいました。」
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「こんな個体間距離でも3匹の平和が保たれているのが不思議です。」
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緑いっぱい

中庭でお茶が気持ちよい季節になってきました。新緑の今頃から風が肌寒くなる初秋まで半年くらいのあいだが「ドッグハウスの季節」なのかもしれません。植物はそれぞれが一日一日目に見えて伸びています。檸檬の若葉もどんどん増えています。手前は塀の上からデッキに降りてきたバラの鉢です。
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近いほうから、ブルーベリー、檸檬、フェイジョア、アロニア、ジューンベリー。写真ではまとめて「緑いっぱい」ですね。
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フクのひとりごと 7

「お買い物中のおかさんを待っているところです。仔犬はきちんとお座りできないし、ピーピー鳴くし、面倒見るのがたいへんです。おかあさんの姿が見えると大騒ぎをして、結局一番可愛がられて、ズルいと思います。犬のプライドというものがないのでしょうか。
うちから吉祥寺までお散歩に行って帰りに歩く通りは、住宅街の中のお買い物通りという感じで、おかあさんたちのお気に入りのようです。日本各地の野菜や果物の直売のお店によく寄ります。ここは高知県。dos gatosもこの通りです。」
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虎見物

大学生になった基と神宮球場に行ってきました。はっきりしなかった空模様が夕方から晴れて、屋外が気持ちのいい薄暮になりました。やっぱり野球は外でなくっちゃ。神宮球場、好きです。
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永年の虎ファン。結果は期待せずに弁当や酒類に気を配ります。昨日は藤川の快投。金本の本塁打。文句なしでした。
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鯛釣草

たいつりそう。こんな可愛いどこかユ−モラスな花も咲いています。プラプラしていて、接写には苦労しました。華鬘草(けまんそう)が正式名称だそう。ケシ科コマクサ属 。
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これはなんでしょう?

檸檬の若葉の芽を観察していて発見した小さな山吹色の珠。直径1.5mmくらいの小ささです。3個見つけましたが昨日の風雨で1個はなくなってしまいました。ひょっとしてアゲハチョウのタマゴなのでしょうか。
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穀雨・なんじゃもんじゃ

もうすぐ穀雨。節季どおりの春の雨というよりは春の嵐。ドッグハウスの外側、道路に面した小さな植え込みの植物は生き生き。なかで一番大きな木がモクセイ科のヒトツバタゴ。珍しい木だからなのか「なんじゃもんじゃ」の別名があります。一斉に葉が出て青々としています。隣のオリーブもがんばっています。
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アロニア開花

アロニアが咲きました。こうしてアップで見ると、蕊の赤みが可憐です。午後からは長い雨との予報。蕊散らしにならなければいいのですが・・・。
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正確にはアロニア・アルブティフォリア。バラ科アロニア属で英名はchokeberryだそうです。blueberry 、juneberryと共に-berryが3本揃っていることになります。berryがつけば皆バラ科かと思いきや、blueberryはツツジ科とのご指摘をultramomoさんからいただきました。ありがとうございます。

コントラバスとピアノの夕べ

斉藤輝彦さんと吉岡裕子さんがドッグハウスで演奏してくださいました。コントラバスとピアノ。タランテラ(ボッテジーニ)愛の悲しみ(クライスラー)ラ・カンパネラ(リスト=モルターリ)などなど。ドッグハウスは心地よい音楽で満たされました。4月19日にcafé collageで開かれるライブのリハーサル。残念ながらそちらはsold outだそうです。
デュオのほかに吉岡さんのピアノ・ソロでシサスクの「水瓶座」も。シサスクはエストニアの作曲家。88ある星座すべてに因んだピアノ作品を作曲中だそうです。7月2日には吉岡さんのシサスク・プロジェクトが開かれます。
音楽の後にワインを飲みながらお二人の話をゆっくり聞くことも出来ました。楽しい夕べでした。
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檸檬はこれから

去年みごとに一つも実が成らなかった檸檬。今年も葉がどんどん落ちてしまって心配していましたが、やっと若葉の新芽が出始めました。柑橘類は花が咲く前に葉を落とすのだそう。たくさん花が咲いて実がなりますように。
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ルピナス

今朝は雨。昨日よりは気温が少しは上がって、植物たちは生き生きとしているように見えます。
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一番目立つのは鮮やかな青紫色のルピナスでしょうか。
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フクのひとりごと 6

「お昼寝気持ちいいなあ。ここはおとうさんの部屋のわたしのソファ。Vico Magistrettiというミラノの人がデザインしたものだそうです。濃紺の縁取りのついた芥子色の動物の皮はわたしにもぴったりでした。その皮が取りはずし式になっていたのがいけなかったのだと思いますが、若かったわたしがズタズタにしてしまって、現在は毛布と厚手の布をカバリングにしています。夜はカバリングの下に潜り込むのが好きです。」
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Bob Dylan ピュリッツァー賞

Bob Dylanがピュリッツァー賞を受賞しました。直美と基に話したら異口同音に「どうして?」。音楽特別賞だそうです。なにはともあれ、ボブ、おめでとう。次はノーベル賞(まじで!)、とうたっているサイトもあります。実はここ数年ずっとノーベル文学賞の候補になっているのです。ボブは5月に67歳、年100回近くの小ライブを創作の原動力にしているようです。今年始めの南米公演に続き5月からは北米北東部からアイスランド、デンマーク、ノルウェイ、ロシア、フィンランド、エストニア、リトアニア、ポーランド、チェコ、オーストリア、クロアチア、イタリア、フランス、アンドラ、スペイン、ポルトガルを巡る「旅公演」。一緒にまわったら旅そのものも楽しそうなルートです。日本にも来ないのかなあ。
写真は隣家のアンテナにとまっている鳥。風見鶏のようにも見えなくはありません。
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インドの旅から・Chand Baoli

最後にインドの旅のハイライトを見ていただきましょう。アーバーネリーの階段池です。現地の案内にはChand Baoli(月の階段井戸)と表記されていました(ネット情報の中にはChand王が建設したとしているものもあります)。当初は旅程に含まれていませんでしたが、神谷武夫さんの「インド建築案内」を機中で読んでいて強く惹かれ、ガイドをなんとか口説いてジャイプールからアーグラの途中で寄り道しました。
地面を掘り下げて地下深い水に辿り着くための建築という点ではほかの階段井戸と同じです。「実」はなく「虚」だけが形として現れる「ヴォイドの建築」。ここで「ヴォイド」が圧倒的な迫力を持つのはその巨大さと純粋さの所以です。水位の変化に対応するために階段が連続しているという合理性だけではこの空間は説明できません。
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撮影者が立っているところが地表面。20m下の水面まで13層の踊り場を経て下りていきます。右下に小さく水面が見えています。

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建築の平面はおよそ35mの正方形。ピララミッドを反転させたように四方から下がっていきます。

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ブログ開始初日にアップしたこの写真のほんとうの魅力をやっとお伝えできたのではと思います。

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一面だけには部屋を有する建造物が造られていて、ただの水汲み場ではなかったことがうかがい知れます。

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部屋からの眺め。独特のフレームで切り取られて絵になります。1000年前の酷暑の中でもここだけは涼気に満ちていたに違いありません。ここから近くの寺院につながるトンネルがあるとの説明でした。

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たまたま座っていた2人。みごとなシンメトリーになったのは建築の力故でしょうか。

熱海・山の桜満開

熱海。市街から急峻な山を一気に登りきったところにある住宅の現場の桜が満開でした。そういえば地名は桜木町。海も山もいつもより美しく見えます。
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メインのフロアの床のコンクリートを打つ直前。崖から突き出した舞台のようです。この上に大きな窓をもつ部屋ができあがります。狙いどおりの景観です。花火だけではなく花見も楽しめることにはクライアントも気がついていませんでした。楽しみですね。

クウのひとりごと 8

「昨日はたいへんでした。大雨のせいで引き戸をぴっちり閉められてしまって、朝からおとうさんの部屋に閉じ込められてしまったのです。年をとったせいか以前のように自力で引き戸を開けることもできず、鳴き声も届かず、やむを得ずおとうさんの枕におしっこをしてしまいました。本の出版の打ち合わせとかで、おとうさんの帰りが遅かったのもいけなかったと思います。ごめんなさい。」
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春の嵐

朝から激しい雨風。「花散らし」どころか「枝折り」だとラジオで言っています。犬の散歩はおおごとです。一緒に起きたフクだけは降りしきる雨の隙間をついて用足しに行ってきました。やれやれ。ドッグハウスの植木鉢も窓際に避難しています。
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朝の時間

散歩5時10分。徐々に早くなってきているので早起き楽々です。一日で最も気温の下がる頃。気持ちも引き締まります。そして朝の時間が長い。これは5時40分、上水の遅咲き桜の向こう側を昇ってくる朝日です。
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虎怪進撃

50年近い虎とのお付き合いの中では経験したことのなかった事態が続いています。それにしても読売、楽しませてくれます。7勝1敗首位だけれども、冷静に見ると、下位3球団相手だからこその楽勝。慢心戒めなくては。
ドッグハウスでは植物が日毎の成長。今朝はジェット風船乱舞ではなく開花直前のジャスミン。
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apre guerre

今週は髪を切りました。もう20年以上お世話になっている麻布十番近くのapre guerre。最近は4月と10月の年に2回。「ライオン丸」のように伸びたところをバサっと切ってさっぱりします。この落差を楽しんでいます。いつもお店にいる「うみ」ちゃんがイームズのaluminumでくつろいでいました。
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インドの旅から・階段井戸

今日はインド独特と言っていい不思議な建築物です。アーメダバード近郊アダーラジの階段井戸。
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地上に現れているのはほんの一部分だけ。

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地下一階はこのような柱廊になっています。地表面部分にある等間隔の開口から光が差し込む印象的空間。

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地下一階から下へ階段が一直線に降りていきます。

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階段の終着点は八角形の平面の深い竪穴の底部。ここの四角い「池」に地下水が湛えられ、井戸の役目をしているわけです。向こうに垣間見える空間はもう一つの竪穴。
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こちらは円形の平面。底からの見上げです。

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石で大地に彫りこまれた大きな凹みは、鮮やかな色の鳥の棲家でもありました。細かいレリーフも良くできています。16世紀の「建築」だそうです。

イタリアの旅から・ではなくて・・・

三軒茶屋から自由が丘の現場まで歩いてみました。道程の大半が「自由通り」など車のための道。そこここにある満開の桜と駒沢公園の柳の緑が目を楽しませてくれました。終点近くには25年くらい前に設計した住宅が。そして住宅街のはずれにこんな情景。
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コンテクストを持たないただのフェイクは街の一部というよりは薄っぺらな舞台装置。休みの日には観光客で賑わっているのでしょうか。

1978年4月1日

30年前の4月1日。谷内田章夫さんと北山恒さんと三人で西麻布に設計事務所「ワークショップ」を開きました。で、昨晩は卒業生も含めて十数人が集まり、昔と同じように、ただ飲み食べ語りました。30年の成果に感慨無量。

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2時就寝で5時20分起床というわけにはいかず、犬たちのせわしい出入りで起こされました。晴れ。ジューンベリーが咲き始めていました。

雨過ぎても桜満開

寒い雨の日から一転快晴。桜がみごとです。
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これはドッグハウスのご近所の一本立ちの古木。かなりの大きさです。花見の場がないのは残念。
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kinoshita
木下道郎 ・ 建築家
詳しくはworkshop-kino.com

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