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渾沌

エストニアの作曲家ウルマス・シサスクの「赤道の星空」世界初演を秋葉敬浩さん吉岡裕子さんのピアノで聴いた。西洋音楽の枠組みを超えてアラブやアジアの音楽語法も散りばめられた色鮮やかな音楽だった。たかぎひろみちさんのナレーションにもさまざまな地域の物語が登場して興味深かった。中国神話の怪物「渾沌」が道教にも荘子にも登場するそうだがこの音楽全体が「渾沌」なのかもしれない。現代音楽でもないサティでもない新しい音楽と言えるだろう。偶然だがこの一連の写真がよく似合う音楽だ。

kinoshita
2018/12/25(Tue) 08:00:02

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