沖縄 Nハウス

沖縄の旅¶のハイライトの一つが永山盛孝さんのNハウス。建築記号に頼らずにつくり出されたヴァナキュラーな住空間を体験させていただきました。どしゃ降りの雨がよく似合いました。かんかん照りにはまた違った味わいになることでしょう。抑制された建築空間と厳選された調度品のバランスがみごと。トロピカル・フルーツのおもてなしの卓の華やぎが印象的でした。
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怖いもの見たさ?

普段は車で通り過ぎてしまって見ぬふりをしていた「フリーク」をしっかり見てしまいました。わけのわからない作家の自己主張ならば、まだよかったのだけれども・・・。よりによって[doghouse]と同じ三鷹市にこんなものが在るのが残念。
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名護市庁舎

1981年、象設計集団設計。ワークショップとして仕事を始めた頃、大地から噴き出したかのように現れたこの建築に、やっと出会うことができました。30年近い年月の経過を受け止め、植物とも一体化し、風土にしっかりと根を張っている様子でした。雨上がりだったことが、この建築の魅力をいっそう引き立てていたように思います。
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just as it is

先日、泉幸甫さんの「而邸」でお目にかかった竹原義二さんのgallery maでの展覧会just as it is。外にも内にも配された「木による構成?」が図面も模型も写真も圧倒していました。傾きかけた陽の光が木の隙間から差し込む狭い回廊に立ち止まりました。
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the little twin

大阪3月¶朝霧の海辺の住宅二棟(安藤忠雄)。まずRCの一棟が建ち、後から木造の一棟がシンメトリーを形づくりました。海側からの写真を撮るのは引いては返す波との闘いです。明石海峡を隔ててすぐ向かいに淡路島。最上階の正方形の窓からの眺めは素晴らしいことでしょう。海と反対側の国道2号線の向こうには山陽本線三複線と山陽電鉄複線。撮り鉄をうならせるロケーションでもあります。
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「而邸」

「而邸」と名付けられた泉幸甫さんの自邸にお招きいただきました。建築家の趣味を手加減なく昇華させた空間。そこここに置かれているモノも含めて、絵になる処、数知れず。建築家仲間の宴が淀みなく空間に溶け込んで、楽しい時を過ごしました。写真を一枚選ぶとしたらこれでしょうか。組子が尋常でなく細い。
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kinoshita
木下道郎 ・ 建築家
詳しくはworkshop-kino.com

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