[kakimori]

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教え子の3年生に学籍番号続きで同じ誕生日(私と46年7日違い)で雰囲気も似ている紛らわしい2人がいる。苗字は当然似ているしローマ字で名前を綴ると後半の3/4が同一。そのうちの一人が成人祝いにご両親からKenzo Estateのワインをいただいたと言う。「すごいね」「一緒に飲みましょうよ」「誕生会だね」ということで6月生まれ4人で誕生会を開くことになった。肝心のKenzoは空になってしまっていたのでお気に入りのベネチア料理店を予約した。全員主役だから、バースデー・ドルチェだけはお店に頼んで油断していたら、なんと3人からプレゼントをいただいてしまった。しかも蔵前の[kakimori]の万年筆とインク2色。建築ごころが昂まってきているのは気づいていたけれど、こんなに成長しているとは、感無量。

ムシハムトリ

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但馬・丹後の旅。木蔭に潜んで囀る鳥を見つけ出すのは苦手なのだが少しでも動きが見えればかなり巧く見つけられるようになってきた。鳥好きにとって「半分、青い」が俄かに野鳥モードを帯びてきたのもうれしい。これは伊根の舟宿街で電線に留まっていた鳥。よく見ると何やら咥えていてどうも虫のようなので写真をアップ。鳥の種類はよくわからないが手元の「めぐろのいきもの80選」に載っているエゾビタキに近いかな。蝦夷鶲Muscicapa griseistictaスズメ目ヒタキ科。

トビ

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但馬・丹後の旅。都会以外では身近な猛禽類で朝ドラの田舎のシーンでは必ずと言っていいほど「ピィーヒョロロロ」という鳴き声が流れている。見かけとは違うのどかな囀りだ。伊根でも撮ったけれど丹波美山の電柱上で羽を休めているこの写真をアップ。トビ鳶Milvus migransタカ目タカ科。

ユリカモメ

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但馬・丹後の旅。丹後半島の伊根の舟宿を海から巡る遊覧船に乗った。カッパえびせん目当てに多数のユリカモメが群がる。たいへん人慣れしていて指先に挟まれたエサを器用に嘴で啄む。群れの中にはトビも2羽混じっていてこちらは脚で餌を掴んでいた。野生の生き物にこちらの都合で餌をやるのはいけないことだと分かっていながら写真をアップ。ユリカモメ百合鴎Larus ridibundusチドリ目カモメ科。

コウノトリ

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但馬・丹後の旅。出石(いずし)は現在は豊岡市に併合されている。このあたりはコウノトリで有名なので出会うこともあるのかと期待していたのだが、戻ってから調べてみたら「コウノトリの郷公園」で飼育されてはいるがその他の場所で夏に野生のコウノトリを目撃できる可能性はほとんどないようだ。出会えなかった代わりに、町興しに一役買っているコウノトリのレプリカの写真をアップします。まったくの余談だがテレビの「コウノドリ」の松岡茉優は好演だった。コウノトリ鸛Ciconia boycianaコウノトリ目コウノトリ科。ちなみに鶴はツル目、鷺はペリカン目。
 

出石へ

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日大生産工学部居住空間コース4年生とゼミ旅行。宮脇檀さんの仕事の跡を巡る但馬・丹後の旅。先ずは出石の造り酒屋で撮った花と蝶の写真。土壁の色が宮脇さんがこだわり続けた土地の色。

修復

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Sicilia series。いい建築を体験した。16世紀に最初の建築が造られその後荒廃していた建築群を修復した「州立考古学博物館」。大小2つの中庭と屋内化された中庭が効いている。大きな中庭ではクロウタドリが美しく唄っていた。もう一つは12世紀ノルマン期の邸宅を修復した「ジーザ宮」。こちらは最上階の中庭が室内化されてしまっていたのを復元すればもっと魅力的だろうと思うのだがそうはしないのが「レスタウロ」なのだろう。逃した建築もある。去年どう算段しても行けなかった「州立美術館」。またしても曜日のめぐり合わせが悪かった。スカルパが改修設計をした建築の外観だけ眺めても仕方ない。アリタリアの機内誌にたまたま(テルマエ・ロマエの)ヤマザキマリが「パレルモ」回顧録を載せていて同美術館のメッシーナの「受胎告知の聖母」のことが熱く語られている。シチリア都市史としても大変巧く綴られた文章の中からパレルモを語る一文を引用させてもらおう:『世界がいくら広しといえども、この街くらい歴史と経験が紡いだ質感のある織物を格好良く纏った場所は、ほかに思い浮かばない』

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木下道郎 ・ 建築家
詳しくはworkshop-kino.com

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